札所数 | 35(番号付き札所:33 客番・番外札所:2) |
別称 | 伊豆駿河両国横道三十三観音霊場、駿豆両国観音霊場三十三所順礼 |
関連霊場 | 駿河伊豆三十三観音霊場 |
公式情報・事務局 | |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 江戸時代、宝永7(1710)年よりも前とされる |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・駿河国、伊豆国の観音霊場。 ・「駿河伊豆三十三観音霊場」の前身霊場と思われる。 ・「駿河一国三十三観音霊場」と同時期の開創と見られる。 ・資料によって、札所に若干の違いがある。 ・現状は霊場単位での活動をしていない。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2024年03月28日 更新:2024年03月28日 |
札番 | 山・院・寺号 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 白瀧寺 | 千手観世音菩薩 | (豆州三島白瀧) | ||
2番 | 竹林寺 | 聖観世音菩薩 | (豆州三島) | ||
3番 | 音羽山 清水寺 | 聖観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 田方郡函南町間宮298 | |
4番 | 花窓院(華尊院) | 聖観世音菩薩 | (豆州北條) | ||
5番 | 月松寺(合掌寺) | 馬頭観世音菩薩 | (豆州北條) | ||
6番 | 養伽山 益山寺 | 千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 伊豆市堀切760 | 伊豆88霊場 |
7番-1 | 重寺大悲庵(金剛山 大慈庵) | 千手観世音菩薩 | 沼津市内浦重寺172 | ||
7番-2 | 志毛寺 | (豆州志毛村) | |||
8番 | 巨徳山 北条寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗建長寺派 | 伊豆の国市南江間862-1 | 伊豆88霊場 |
9番 | 鷲頭山 徳楽寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 沼津市大平1241 | |
10番 | 泉清山 蓮華寺 | 聖観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 駿東郡清水町堂庭132 | |
11番 | 亀鶴山 観音寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗 | (駿東郡黄瀬川村) | 廃寺 |
12番 | 海禅山 円通寺 | 馬頭観世音菩薩 | 臨済宗 | (駿東郡沼津三枚橋) | |
13番 | 千本山 長谷寺 | 十一面観世音菩薩 | 時宗 | 沼津市千本緑町1丁目5 | 稲久山とも、駿河33観音 |
14番 | 源喜庵 | 聖観世音菩薩 | 禅宗 | (駿東郡沢田村) | |
15番 | 赤野山 広大寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 沼津市柳沢702 | 駿河33観音 |
16番 | 士詠山 大泉寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 沼津市井出744 | |
17番 | 円通山 福聚院 | 准胝観世音菩薩 | 曹洞宗 | 富士市増川599 | 駿河33観音 |
18番 | 藤沢山 妙善寺 | 十一面千手観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 富士市原田1344 | 駿河33観音 |
19番 | 清林寺 | 聖観世音菩薩 | 禅宗 | (富士郡天間村) | |
20番 | 明星山 大悟庵 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 富士宮市星山9 | 駿河33観音 |
21番 | 岩戸山 龍雲寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 静岡市清水区蒲原2 | 駿河33観音 |
22番 | 八幡山 大法寺 | 馬頭観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 静岡市清水区由比町由比676 | 駿河33観音 |
23番-1 | 古夫山庵 | 十一面観世音菩薩 | (庵原郡由比宿) | ||
23番-2 | 物見山 慈眼院 | (庵原郡町屋原村) | |||
24番 | 巌腰山 瑞雲院 | 如意輪観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 静岡市清水区興津清見寺町420 | 駿河33観音 |
25番 | 補陀落山 久能寺 | 千手観世音菩薩 | 新義真言宗 | (有度郡南矢部村) | |
26番 | 布袋山 平沢寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 静岡市駿河区平沢50 | 駿河33観音 |
27番 | 音羽山 清水寺 | 千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 静岡市葵区音羽町27-9 | 駿河33観音 |
28番 | 大窪山 徳願寺 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 静岡市駿河区向敷地689 | 駿河33観音 |
29番 | 瑞祥山 建穂寺 | 千手観世音菩薩 | 新義真言宗 | 静岡市葵区建穂2丁目12-6 | |
30番 | 慈悲尾山 増善寺 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 静岡市葵区慈悲尾302 | 駿河33観音 |
31番 | 高福山 法明寺 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 静岡市葵区足久保奥組1043 | 駿河33観音 |
32番 | 初瀬山 長谷寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗 | (有度郡北安東村) | 廃寺 |
33番 | 鷲峰山 霊山寺 | 千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 静岡市清水区大内597 | 駿河33観音 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 夢の世の あくる箱根や 伊豆の山 めぐり三島の 白瀧寺 |
2番 | もとよりも 竹の林の 寺なれば 直なる道を 頼む末の世 |
3番 | 仮の世に しばし間宮の 観世音 後の生を 助けたまへや |
4番 | おのづから 法りの恵に 咲く梅の 花をたつとぶ 寺のさしいり |
5番 | 坂の上 登りて拝む がつしやう寺 などが仏の ちかひなるらん |
6番 | 御仏の よろづの願ひの その中に 増山寺と わけ登る道 |
7番 | 草も木も 法り恵に 重寺の 千手のちかひ たのもしきかな |
8番 | 独り来て 帰るたよりは 南無阿弥陀 導きたまへ 観音の慈悲 |
9番 | うつし置く 鷲の深山を よぢ登る 祈りは二世の とくらく寺かな |
10番 | 御名を唱へ 清むる胸の 蓮華寺の ひらくは法の ちかひなりけり |
11番 | 千代万世も つきすまじ 此の寺の 名も鶴亀の 観世音かな |
12番 | あきらけき 心三枚 橋の上 円に通ふ 月は有明 |
13番 | 参るより 恵みも深き 初瀬寺 千本の松に 響く浜風 |
14番 | ありがたや 生死の病も げんき庵 頼む仏の 利勝とふとし |
15番 | ほのぼのと 月も明野の 観世音 御法りの船や 浮しまがはら |
16番 | 水上を 尋ねて爰に 井出の里 汲みて手向む 法の玉水 |
17番 | 御仏の 流れの末を 来てみれば いつも絶へせぬ 升かたの水 |
18番 | 紫の 雲かとぞ見る 藤沢の 華のうてなは たのもしきかな |
19番 | ちりの世を 厭ふまでも くにちさん 清き林の かけ頼まばや |
20番 | うきことも 遥々旅の 日をそへて 月もろともに 拝むほし山 |
21番 | 風はやの 浦はに響く 岩戸山 松の見越に 立つは白波 |
22番 | 末の世の 我らがための 大ほうじ きくにつけても 有がたき哉 |
23番 | 一筋に 思ふ心の 深ければ 喜ぶ山の 観世音かな |
24番 | 補陀洛は よそにはあらじ 瑞雲寺 月を清見が 浦は涼しき |
25番 | 遥々と 登りて三保の 浦つたひ 波にうつろふ 松風の音 |
26番 | 後世の みちあしからん 平沢の 仏の教へ 頼もしのみや |
27番 | 頼のただ 枯れたる木にも 華咲と きけばちかひの 深き清水 |
28番 | たのもしと 思ふ心は とく願じ 浮ひ出たる 池の鯉ふな |
29番 | うたがひも 春の日影の 建穂寺 つくりし罪は 消えて行らん |
30番 | 新夕の 光り輝く 慈悲尾の 山の姿は 浄土なりけり |
31番 | 頼みよる ゆきかひ繁し 足久保の あふくに御名の 高き古寺 |
32番 | とく法の ゑにしひかれて 幾度も 参る心は 初瀬寺かな |
33番 | かそ色の おりて給はる 笈弦を 脱ぎて納る 大うち寺かな |