★安積三十三ヶ所観音霊場

札所数 33(番号付き札所:33  客番・番外札所:0)
別称  
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 昭和時代の初期とされている
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・安積と書いて、「あさか」と読む。

・かつての陸奥国安積郡エリアに札所がある観音霊場になる。

・札所が郊外のケースもあり、徒歩巡礼には難しい面もある。

・開創は昭和初期とされ新しい部類ではあるが、現状、活発とは言えない霊場になっている。

・東日本大震災により倒壊したお寺もあり、再建や改装、移転したケースもある。

・郡山市内のタクシー会社が、車両貸切で巡礼案内もしている。

情報掲載日・更新日 公開:2019年12月20日  更新:2019年12月20日

 

札番 山・院・寺号 御本尊 宗派 住所 備考
1番 高岳山 如宝寺 大日如来 真言宗豊山派 郡山市堂前町4-24  
2番 光明山 悟真院 善導寺 阿弥陀如来 浄土宗 郡山市清水台1-1-23  
3番 清水山 大慈寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 郡山市清水台2-2-11  
4番 楽永山 円寿寺 阿弥陀如来 浄土真宗本願寺派 郡山市小原田1-9-14  
5番 鎮護山 光明院 延命寺 地蔵菩薩 修験道 郡山市小原田1-14-11 お堂のみ
6番 大邦山 神竜院 小原寺 釈迦如来 曹洞宗 郡山市図景2-4-6  
7番 日出山 高照寺 観音堂 子安観世音菩薩 真言宗 郡山市安積町日出山3-109 高照庵
8番 来迎山 天性寺 釈迦如来 曹洞宗 郡山市安積町笹川御所前28  
9番 光明山 宝光寺 大日如来 真言宗豊山派 郡山市安積町荒井東屋敷9  
10番 光邦山 徳成寺 釈迦如来 曹洞宗 郡山市安積町成田成田68  
11番 駒屋山 広安寺 釈迦如来 天台宗 郡山市三穂田町駒屋四斗蒔108  
12番 来迎山 光伝寺 大日如来 真言宗豊山派 郡山市三穂田町野田工藤台1  
13番 金宝山 普賢寺 阿弥陀如来 天台宗 郡山市三穂田町鍋山上屋敷19  
14番 八幡山 護国寺 虚空蔵菩薩 真言宗豊山派 郡山市三穂田町八幡西屋敷8  
15番 富岡山 西光寺 釈迦如来 曹洞宗 郡山市三穂田町富岡一本杉15  
16番 大慶山 宗福寺 薬師如来 曹洞宗 郡山市三穂田町下守屋上豊舘55  
17番 天湯山 正法寺 虚空蔵菩薩 新義真言宗 郡山市三穂田町山口芦ノ口10  
18番 普門山 勝音寺 釈迦如来 曹洞宗 郡山市逢瀬町多田野本郷206  
19番 磐石山 長泉寺 阿弥陀如来 曹洞宗 郡山市大槻町上町7  
20番 高広山 善昌寺 阿弥陀如来 曹洞宗 郡山市逢瀬町川内屋敷69  
21番 深谷山 広修寺 釈迦如来 曹洞宗 郡山市片平町寺下35  
22番 矢作山 岩蔵寺 阿弥陀如来 真言宗豊山派 郡山市片平町寺下35  
23番 霊鷲山 常居寺 釈迦如来 臨済宗妙心寺派 郡山市片平町寺下36  
24番 清涼山 慈音寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 郡山市熱海町安子ヶ島滝ノ上1  
25番 医王山 竜角寺 大日如来 真言宗豊山派 郡山市喜久田町堀之内堀内176  
26番 八幡山 西泉寺 阿弥陀如来 真言宗豊山派 郡山市喜久田町早稲原町138  
27番 小室山 福田寺 虚空蔵菩薩 真言宗豊山派 郡山市喜久田町前田沢1-41  
28番 広沢山 西方寺 阿弥陀如来 天台宗 郡山市日和田町日和田138  
29番 恵日山 保福寺 地蔵菩薩 曹洞宗 郡山市日和田町八丁目仲頃45  
30番 恵実山 本栖寺 釈迦如来 臨済宗妙心寺派 郡山市富久山町福原11  
31番 風早山 三宝院 金剛寺 地蔵菩薩 真言宗豊山派 郡山市富久山町八山田宮脇2  
32番 富田山 西光寺 釈迦如来 曹洞宗 郡山市富田町町内16  
33番 無量山 光明院 阿弥陀寺 阿弥陀如来 真言宗室生寺派 郡山市富久山町久保田52  

 

札番 御詠歌
1番 谷氷 山寒からめ 雪の日も 仏頼まば 道に迷わじ
2番 真心を 願ふ同行を 善導に 御手引き給ふ 蓮の台に
3番 ありがたや 安積の里に 大慈堂 仏の光り 助け給ふぞ
4番 ひと筋に 仏に誓い あななれば 花の浄土に 導びかれきり 
5番 春の日に 草や木の花 眺がむれば 延びな命の 印なりけり
6番 これまでの 心をここに 懺悔せば 三世諸仏は 助け給ふぞ
7番 日の出ずる 山を遙かに 拝すれば 五色の雲に 仏まします
8番 朝日差す 夕日輝く 笹川の 流れの上に 仏まします
9番 真心を 仏に誓ひ あななれば 荒井の水も 清く涌くなり
10番 朝霧に 隠れて見える 徳成寺 念仏の鐘ぞ 遠く聞こえな
11番 遥々と 駒のいななく 山里を 巡礼するも たのもしきかな
12番 野辺の田に 影おと 月の夜に 光りく行くぞ 法の旅路を
13番 遥々と 鍋山越して 普賢寺の 寺に参るも 後の世のため
14番 ありがたや 八幡の里の 護国寺に 参る行者を 助け給ふぞ
15番 西方に 光り輝き 浄土なる 仏の誓ひ 助け給ふぞ
16番 この世から 仏にすがり 給ふなら 後世も善所に 導びかれけり
17番 山口で 広き耕地を 眺むれば 秋のきばみぞ 楽しかるらん
18番 朝夕の 仏に誓ひ あるなれば 多田野の里の 浄土にて待つ
19番 いざ共に 遂引合ふて 長泉寺 参ればすぐに 極楽の道
20番 西片の 弥陀の世に 行きたくば 今の世からの 心なくもなり
21番 片平の 山は紅葉の 色添えて 花より勝る 楽しかるらん
22番 遥々と 海辺に遠き 山奥の 寺へ詣るも 後の世のため
23番 共に手を 引きつ引かれつ 極楽に きよ片平で 法の旅路を
24番 海も無き 渚に遠き 山里に 何とてここは 安子ヶ島かな
25番 栗木にて ほろりと落ちる 龍の角 末の世までも 名こそ残れな
26番 御仏の 誓ひも 深き西泉寺 日々の実りを 聞くぞ嬉しき
27番 花々と 老若男女 参られる 仏の誓ひ 新たなるらん
28番 救われし 安積の沼の 蛇まくらに 昔を偲ぶ 慈悲の面影
29番 大川の 流れ聞こゆる 八丁目の 寺に参るも 後の世のため
30番 石段を 怖し辛しと 思ふなよ 死出の山路を 思い比べよ
31番 おしなべて もらさで照らす 瑠璃光の 二世の利益ぞ たのもしきかな
32番 西方に 光り輝く 浄土なる 蓮の台に 仏まします
33番 新たなる しるし有りけり 弥陀如来 願へと掛けよ 参れ世の人