★鎌倉五山

札所数 5(番号付き札所:5  客番・番外札所:0)
別称・関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 鎌倉時代末期に最初の選定、1386(至徳3)年以降の室町時代中に再選定されて現在
縁起・由緒・開創経緯

鎌倉時代末期、北条氏が南宋に倣って寺院の格式示す五山の制度を導入。

最初の選定では、主に鎌倉の寺院が名前を連ねたが、権力が京都に移った南北朝時代に、京都の寺院中心に再選定された。

その後の室町時代、三代将軍の足利義満が相国寺を創建した際に、五山を京都と鎌倉に別けられた。

備考

・巡拝対象ではあるが、札番と言うよりも格式の順位なので、霊場とは形態や色合いが異なる。

・格式とは言え、そのときの政治的な面が選定に反映されている。

・臨済宗の寺院だけで構成されている。

情報掲載日・更新日 公開:2014年05月22日  更新:2018年03月28日

 

札番 山・院・寺号 御本尊 宗派 住所 備考
1番 巨福山 建長寺 地蔵菩薩 臨済宗建長寺 鎌倉市山ノ内 けんちん汁発祥、鎌倉24地蔵、鎌倉33観音、相模21霊場
2番 瑞鹿山 円覚寺 宝冠釈迦如来 臨済宗円覚寺派 鎌倉市山ノ内

北条時宗の開基、鎌倉33観音、鎌倉24地蔵、東国花100寺

3番 亀谷山 寿福寺 釈迦如来 臨済宗建長寺派 鎌倉市扇ヶ谷 北条政子の開基、鎌倉33観音、鎌倉24地蔵、鎌倉13仏
4番 金峰山 浄智寺

阿弥陀如来

釈迦如来

弥勒如来

臨済宗円覚寺派 鎌倉市山ノ内 鎌倉33観音、鎌倉24地蔵、鎌倉13仏、東国花100寺、鎌倉江の島七福神
5番 稲荷山 浄妙寺 阿弥陀如来 臨済宗建長寺派 鎌倉市浄明寺3丁目 鎌倉33観音、鎌倉13仏