★男鹿三十三ヶ所観音霊場

札所数 33(番号付き札所:33  客番・番外札所:0)
別称 男鹿霊場三十三所
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者  
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・秋田県の男鹿半島を中心とした観音霊場になる。

・廃寺、無住の札所も多く、御朱印もすべては揃わない。

情報掲載日・更新日 公開:2019年04月26日  更新:2019年04月26日

 

札番 山・院・寺号 御本尊 宗派 住所 備考
1番 龍巌山 自性院 釈迦牟尼仏 曹洞宗 潟上市天王天王71  
2番 林照山 西光院 善昌寺 阿弥陀如来 浄土宗 男鹿市船越船越301  
3番 宝珠山 龍門寺   曹洞宗 男鹿市船越船越267  
4番 鷲峰山 清松寺   曹洞宗 男鹿市船越寺後74  
5番 湧元山 西念寺 阿弥陀如来 浄土宗 男鹿市脇本脇本稲荷下  
6番 龍穏山 万境寺   曹洞宗 男鹿市脇本脇本横町道上167  
7番 珪跼山 本明寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 男鹿市脇本脇本横町道上203  
8番 海蔵山 宗泉寺   曹洞宗 男鹿市脇本浦田丸森14  
9番 富永山 延命寺   曹洞宗 男鹿市脇本富永大倉24  
10番 善光山 桂源寺   曹洞宗 男鹿市脇本田谷沢大沢29  
11番 開港山 立正院     (羽立) 廃寺
12番 亀足山 洞泉寺 釈迦牟尼仏 曹洞宗 男鹿市船川港金川金川78  
13番 海蔵山 大龍寺 釈迦牟尼仏 曹洞宗 男鹿市船川港船川鳥屋場34  
14番 海印山 嶺徳院   曹洞宗 男鹿市船川港船川鳥屋場86  
15番 平沢山 海運寺     (平沢) 廃寺
16番 月照山 極楽寺 地蔵院 阿弥陀如来 真言宗智山派 男鹿市船川港女川堂ノ前5 新秋田88霊場
17番 長伝山 祥雲寺   曹洞宗 男鹿市船川港女川堂ノ前1  
18番 椿嶽山 長命庵     (椿) 廃寺
19番 瑠璃山 長楽寺   真言宗智山派 男鹿市船川港本山門前祓川27  
20番 雲洞庵     (加茂青砂) 廃寺
21番 亀尾山 常光寺 釈迦牟尼仏 曹洞宗 男鹿市戸賀戸賀栩山  
22番 紫雲山 海月寺   臨済宗妙心寺派 男鹿市北浦入道崎家ノ上65  
23番 勝林山 宝田寺   曹洞宗 男鹿市北浦西黒沢鳥ノ久保  
24番 霊鷲山 常在院 釈迦牟尼仏 臨済宗妙心寺派 男鹿市北浦北浦杉原5  
25番 北浦山 雲昌寺 釈迦牟尼仏 曹洞宗 男鹿市北浦北浦北浦57 あじさい寺
26番 神田山 瀧川寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 男鹿市男鹿中滝川五輪野2  
27番 白雲山 常照寺     (箱井) 廃寺
28番 清宗山 洞昌寺   曹洞宗 男鹿市五里合中石八幡前94  
29番 野宮山 眺江寺   曹洞宗 男鹿市野石宮沢123  
30番 日向山 永源寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 男鹿市鵜木道村7  
31番 弧峰山 福昌寺   曹洞宗 男鹿市福川福川43  
32番 蓮渡山 向性院   臨済宗妙心寺派 男鹿市払戸渡部12  
33番 円通山 峰玄院   曹洞宗 男鹿市払戸小深見63  

 

札番 御詠歌
1番 ありがたや 男鹿の島山 琴の海 さながら法の 姿に和して
2番 昔より 大木繁れる 善昌寺 恵みの影に 寄らぬ人無し
3番 数多き 法の宝の 珠の寺 昔ながらに 世にぞ輝く
4番 雲晴れて 緑清けき おちかたに 見ゆるや鷲の 山の松原
5番 法の水 汲めども尽きじ 湧本の 沸きても清き 泉なるらん
6番 山を越え 谷を渡りて 来てみれば 心の外に 問う法も無し
7番 六つの塵 五つの障り 世もあらず 瑠璃成す海の 男鹿の島山
8番 仄かなる 磯屋の煙 眺めつつ 浦田の寺を 訪うぞ嬉しき
9番 願えただ 富も命も 永かれと 祈らばしるし などかなからん
10番 田谷沢の 古き御寺は 生鼻の 昔 覚えて 尊とかるらん
11番 御仏の 使いの舟ぞ 頼もしき 法の港に 今は至りて
12番 海の色 山の姿も 清くして 世に名も高き 男鹿の補陀洛
13番 長しえに 御法の海に しづもりて 世をこそ守る 大龍の寺
14番 法の峰 登りて見れば たのもしや 使いの舟も 海に浮かびて
15番 心には 立つ波もなし 今は唯 平沢寺に 参る身なれば
16番 登り行く 法の山路は 闇ぞなき 心の月も 照り勝りつつ
17番 増川の 清き流れの 法の水 かかる恵みの 有難の世や
18番 苔のむし 谷の岩間の 玉椿 手折れば神に 法の香ぞする
19番 塵もなき 瑠璃の御寺に 登り来て 浮き世の夢も 醒め果てにけり
20番 来て見れば 浮き世の塵も 無かりけり 加茂の青砂に 建てる御寺は
21番 闇の世に 高く掲げて 照らすらん 亀の御山の 法の灯
22番 波の上 浮かべる月の 影見ても 果て無き法の 海ぞ知らるる
23番 北は海 東南は 山にして 西黒沢の 寺の凉けさ
24番 千歳経し 庭松がえに 聲たてて 法を言祝ぐ 鷲の山風
25番 眺むれば 恵みの海も 晴れにけり 浦の雨がや 煙なくして
26番 滝川の 清き流れを 聞きながら 浮き世の塵を 払う今日かな
27番 白雲の 晴れたる山に 輝きて 見るさへ嬉し 法の灯
28番 生き死にの 巷の道に 迷い来て 至れば嬉し 入合の寺
29番 緑濃き 水に心も 浮かぶかな 朝な夕なに 湖を眺めて
30番 遥々と 法の源 尋ね来て 清き影踏む 鵜の木松原
31番 晴れ渡たる 峰に登りて 見るときは 麓にかかる 雲もなくして
32番 法の声 絶ゆんともせず 庭松に 寒風下ろし いつも渡りて
33番 吹く風は 松より松に 伝わりて 心に塵の かかる日ぞなき