★菊池三十三ヶ所観音霊場

札所数 33(番号付き札所:33  客番・番外札所:0)
別称  
関連霊場 菊池郡三十三観音霊場
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者  
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・現菊池市内の観音菩薩巡拝霊場。

・菊池市史[上巻:昭和57(1982)年3月、下巻:昭和61(1986)年7月発行]による。

・参拝は可能だが、霊場単位での活動はしていない。

情報掲載日・更新日 公開:2023年11月26日  更新:2023年11月26日

 

札番 山・院・寺号 霊場御本尊 宗派 住所 備考
1番 輪足山 松林院 東福寺 千手観世音菩薩 天台宗 菊池市亘406 菊池5山、肥後33観音
2番 熊耳山 正観寺 聖観世音菩薩 臨済宗南禅寺派 菊池市隈府1128 肥後33観音
3番 菊栄山 光善寺 観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市片角228  
4番 晋門山 妙音寺(今村観音堂) 聖観世音菩薩   菊池市今702  
5番 妙見観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市森北1519 森北豊田神社隣接
6番 大宝山 円通寺 聖観世音菩薩   菊池市旭志弁利100  
7番 長園寺(下河原観音堂) 十一面観世音菩薩   菊池市下河原84 日向観音
8番 養林山 峯泉寺 聖観世音菩薩   菊池市木庭457  
9番 一宮山 宝寿寺 木庭観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市木庭1623  
10番 大柿観音堂 千手観世音菩薩   菊池市大平164 大柿公民館
11番 茂藤里観音堂 聖観世音菩薩   菊池市重味376 元居神社隣接
12番 東缶山 万永寺 十一面観世音菩薩   菊池市重味1170  
13番 道園観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市重味3515  
14番 雪野観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市雪野 龍門駐在所(雪野732)の南西200m程
15番 寺尾山 大円寺 聖観世音菩薩   菊池市龍門2489 寺尾野多目的集会所隣接
16番 市野瀬祝谷観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市市野瀬祝谷  
17番 桑林山 光九寺 馬頭観世音菩薩   菊池市西迫間297  
18番 江月山 玉祥寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 菊池市玉祥寺403  
19番 山崎観音堂 聖観世音菩薩   菊池市七城町山崎155 妙見宮天満宮隣接
20番 吉祥寺 観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市七城町瀬戸口734  
21番 高田観音堂 聖観世音菩薩   菊池市七城町高田601  
22番 高島観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市七城町高島475  
23番 菰入観音堂 聖観世音菩薩   菊池市七城町菰入201  
24番 西寺観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市西寺1950  
25番 延命山 地蔵院 観音堂 聖観世音菩薩 浄土宗 菊池市深川382  
26番 霊鷲山観音堂 聖観世音菩薩   菊池市村田277 生涯学習センター隣接
27番 出田観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市出田2813  
28番 北宮観音堂 十一面観世音菩薩   菊池市北宮72 阿蘇神社裏手
29番 九儀山 大琳寺 准胝観世音菩薩 臨済宗 菊池市大琳寺339 菊池5山
30番 雲林山 長福寺(北原観音堂) 十一面観世音菩薩   菊池市隈府613 北原公民館隣接
31番 汐塚観音堂 聖観世音菩薩   菊池市隈府482  
32番 下横道観音堂 聖観世音菩薩   菊池市隈府334  
33番 横道蔵六庵 十一面観世音菩薩   菊池市隈府1753  

 

札番 御詠歌
1番 法の船 渡らでここに 松風の 波の鼓の 響く佐保川
2番 松の枝の 年ふる様も 正観寺 心のたけの 満つる願いを
3番 笈摺に かたかく事も 有難や 清き流れを さそうさあらし
4番 楊柳の 緑も深き 誓にて ひろの扇を 開く今むら
5番 緑なる 竹の林の 群立ちて 千手の御手に 漏れぬ罪人
6番 様々の 姿に身をば 示視して 円かにかよう 誓ひたのもし
7番 東雲の 結びて清し 閼伽の水 真如の月の 照らす河原
8番 来てみれば 罪も報いも 中尾寺 法のもすそを 濡らす露草
9番 ただ頼め 願いの人の 訪ね来ば じけんじ衆 なほ福寿海
10番 巡り来て 御法の春に 大柿の 平野の高根に 残る白雪
11番 春風に 茂りし藤の 花房の 長き誓いを 結ぶ井の水
12番 錦伏す 秋の眺めは 伊倉村 鹿の遠音も 隠す滝つ瀬
13番 会いがたき 御法に今ぞ あふみなる 迷いの雲の 晴るる月かげ
14番 山を超え 水を渡りて 雪野村 積もりし罪の 消ゆる春の日
15番 色に香に 墨染桜  名にめでて 寺の尾崎に かかる白雲
16番 市野瀬の 流れを慕い くる数珠の 数々添えて 結ぶ岩水
17番 ひと筋に 岩の迫間を 流れきて いつも絶えせぬ 滝の白糸
18番 身の咎を 乗せて浮かべる 江の月の 玉の台に 住むぞ嬉しき
19番 吹く風も 諸行無常と 聞くからに 山崎までも 響く川の瀬
20番 我が願い 叶う時節を 松風の 音に心の 勇む瀬戸口
21番 今ぞ知る 高田におつる かりがねも 御法の声と 響く入相
22番 澄む水の 水上遠く 流れ来て 煩悩の閼伽 すすぐ高嶋
23番 行き暮れて 迷う衆生を 導きて 真如の月の 照らす菰入
24番 諸々の 願ひ叶えて 西福寺 この下闇を 照らすなかどふ
25番 漕ぎ渡す 御法の船は 深川の 藻に住む虫も 浮かみ行くらん
26番 世もひろせ 仏の道は 様々に 群れ立つ鳥も さゆる春の野
27番 いつよりも あまき泉の 出田村 祈る程にぞ 流れ絶えせじ
28番 菊の池 清き流れの 北の宮 みずはとともに よする神垣
29番 古の 名は絶えやらぬ 大琳寺 雨露の恵みの 深きあけぼの
30番 度々も 大悲の功徳 はずれずば 御名を唱えて 訪ね北原
31番 袖の香の 名のみ残りて 汐塚の 現当二世を 祈る御仏
32番 大慈悲の 誓いはここに 隈府なる 朝日輝く 道場の庭
33番 西東 南より出し 高野瀬に 諸願成就と  脱ぎし笈摺