★相模国府祭六社霊場

札所数 6(番号付き札所:6  客番・番外札所:0)
別称  
関連霊場  
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御開帳情報  
開創年・開創者  
縁起・由緒・開創経緯

◆由緒◆(配布のパンフレットより抜粋・補記)

大化の改新(645年)以後、地方には国々が再編成され、新たに赴任した国司は任国に着くと、まず巡拝と称してその国の有力大社を参拝して回る制度がありました。

しかし時代が経つにつれて、国司の巡拝は大変な日数と費用、人員を要するため、やがて巡拝する神社の御分霊を国府近くの神社に合わせて祀るならわしが起こりました。これが総社の起源となります。

そして国司は巡拝を止めて総社に神拝し、国内安泰の祈願所としました。そこで国司は総社に御分霊を納めていただくために、各神社に神輿を以って国府に集まるようにお願いしました。これが国府祭の始まりともされています。

備考

・国府祭と書いて、「こうのまち」と読む。

・国府祭りとは、毎年5月5日に6社が大磯の斎場に集まって、国家安泰・五穀豊穣・産業繁栄などを祈念する相模国最大の祭典のこと。

・相模国、つまり現在の神奈川県に神社は鎮座している。

・番号は割り当てられていないので、参拝の順番も自由となっている。

情報掲載日・更新日 公開:2014年03月12日  更新:2018年10月27日

 

札番 名称 御祭神 住所 備考
1番 寒川神社 寒川大明神 高座郡寒川町宮山 一之宮、相模国唯一の名神大社、関八州総鎮護
2番 川勾神社 大名貴命・大物忌命・級長津彦命・級長津姫命・衣通姫命 中郡二宮町山西 二之宮、元は師長国一之宮
3番 比々多神社 豊国主尊・天明玉命・雅日女尊・日本武尊 伊勢原市三ノ宮 三之宮
4番 前鳥神社 莵道稚郎子命・大山咋命・日本武尊 平塚市四之宮 四之宮
5番 平塚八幡宮 応神天皇・神功皇后・武内宿禰命 平塚市浅間町 相模国一社八幡宮、湘南ひらつか七福神
6番 六所神社 櫛稲田姫命・須佐之男命・大己貴尊・および、上記1~5の全御祭神 中郡大磯町国府本郷 総社