★新城三十三ヶ所観音霊場

札所数 34(番号付き札所:34  客番・番外札所:0)
別称  
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 享保20(1735)年かそれ以前
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・愛知県新城市の観音霊場。

・廃寺、廃堂も複数で、現在は活動をしていない。

・開創年の推定は、その年の御詠歌帳が残っていることによる。

・開創者は不明。

情報掲載日・更新日 公開:2022年06月24日  更新:2023年01月07日

 

札番 山・院・寺号 御本尊・霊場御本尊 宗派 住所 備考
1番 徳定寺   曹洞宗 新城市徳定30  
2番 新見堂     (新城市矢部) 廃堂
3番 与休山 勅養寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市矢部矢畑16 奥三河7観音、三河准坂東33観音
4番 平井山 養命寺     (新城市上平井303辺) 廃寺、下記に移動
  延命山 永住寺 釈迦牟尼仏 曹洞宗 新城市裏野3  
5番 東椙山 万福寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市杉山荒井19  
6番 少林寺   曹洞宗 新城市豊栄加計地619  
7番 一龍軒   曹洞宗 (大洞) 下記の境内支院、下記に吸収
  大洞山 泉龍院 釈迦牟尼仏 曹洞宗 新城市豊栄洞山6  
8番 長谷山 長全寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市稲木向山1025 奥三河7観音、三河准坂東33観音
9番 吉水庵     (稲城吉水) 廃寺
10番 仙鶴山 松樹寺   曹洞宗 新城市川田仲屋敷51  
11番 村堂     (川田) 廃堂
12番 道雲寺     (根小屋) 廃寺
13番 龍沢山 白神寺   曹洞宗 新城市野田西郷78  
14番 鎮照山 天徳院 宝林寺 阿弥陀如来 浄土宗 新城市野田東町屋敷24  
15番 大慈山 正養寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市杉山野中53 奥三河7観音、東三河坂東33観音
16番 白瀧山 祥雲寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市片山上貝津428  
17番 和秀山 桃牛寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市的場82  
18番 念仏堂     (橋向) 廃堂
19番 真明山 庚申寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市北畑2 間之町庚申、奥三河7観音
20番 泉蔵寺   曹洞宗 新城市石田西金国25  
21番 宝乗山 盛徳院 大善寺 阿弥陀如来 浄土宗 新城市西入船22  
22番 平井 天王宮     (栄町) 現 富永神社(宮ノ後78)
23番 禅海寺   曹洞宗 新城市富永上野44 旧 大泉寺(川上)
24番 中山堂     (須長) 廃堂
25番 宮脇 龍昌院     (須長) 廃寺
26番 常林寺   曹洞宗 新城市八束穂1113  
27番 蔵春山 般若寺   臨済宗妙心寺派 新城市大宮清水25  
28番 福住寺   曹洞宗 新城市平井原149  
29番 観音堂 聖観世音菩薩   新城市西新町74 西新町公民館の隣
30番-1 光岩山 円通庵 立岩観音堂 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市日吉山ノ田77 奥三河7観音、常福寺の管理
30番-2 鳥原山 常福寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 新城市日吉桶谷4 奥三河7観音
31番 塩沢 増泉寺     (日吉) 廃寺
32番 萩野堂     (庭野) 廃堂
33番 大御堂 大日如来   新城市一鍬田斉ナダ44 現 十王堂

 

札番 御詠歌
1番 補陀落や 岸音鳴りて 三熊野の 那智の御山と 響く白瀧
2番 故郷を 遥々ここに 新見堂 花は常盤の しよりとなるらん
3番 父母の 恵みのみかは すめらぎの 勅養う 寺とこそ聞け
4番 深山路に あらで御寺は 里の内 養う命 心いさめる
5番 参るより 万の福の 寺なれば 黄金の台 紫の雲
6番 岩をたて 水をたたえて 壺の蓮 少林寺とは いゑど大輪
7番 今朝見れば 蓮の露の 一龍軒 さながら玉の 光りなりけり
8番 幾度も 稲木にあらで 運ぶかし げにや誓ひの 深き御仏
9番 春の陽は 上人塚に 輝きて 本宮山に 晴るるうす雲
10番 夜もすがら 松樹山の 有明は 中村川の 立つは白波
11番 逆縁も 暗さで浮かむ 巡礼は 川田の堂も たのもしきかな
12番 水上は いづくなるらん 道雲寺 大洞山の 松風の音
13番 後の世を 照らす仏の 白神寺 軽き願ひも 重き誓願
14番 出で入るや 木の間の月は 宝林寺 務めの鐘に 明くる東雲
15番 昔より 正養寺の 観世音 まことに日々に 新たなりけり
16番 松風や 音羽も同じ 片山の 割れても瀧の 水結ぶらん
17番 重くとも 八重咲く花の 桃牛寺 紅深き 法の身なれば
18番 我が思ふ 心の内は むつしずめ ただまちかれの 念仏なりけり
19番 花を見て 今は望みも ゆふだすき 千草とわかつ 庚申かな
20番 野をも過ぎ 石田に願ふ 閼伽の内 吉田のかたは 晴るる夕立ち
21番 かかる世の 誓ひにかなふ 大善寺 ただありがたき 十声一声
22番 おしなべて 祇園といへば 天王も 仏の誓ひ 頼まぬはなし
23番 思へども 罪は弘誓の 川上に 菩薩と頼む 船は安けれ
24番 野をも過ぎ 里をも行きて 中山の 堂に参るも 後の世のため
25番 憐れみや あまねき門の 神仏 水と波とに 宮脇の寺
26番 春は花 秋は紅葉と この寺は 誓ひ絶へせぬ 常の林や
27番 遥々と 書き納めたる 般若堂 森の響きも 御法なるらん
28番 波の音 川瀬も近く 松が枝に 風鳴りやいて 福住寺かな
29番 とのかめは 幾代うらなう 里なれば 千歳をここに 松の尾の堂
30番 月も日も 波間に浮かむ 光り岩 これぞ宝の 法のひき船
31番 八千歳を 岩間したたる 増泉寺 うかいの水と たたゆなるらん
32番 露の夜を 導き給へ 萩野堂 近き歩みを 運ぶ身なれど
33番 今朝までも 残りしふたは 法の船 打ちや納むる 一鍬田