★出雲三十三観音霊場

札所数 34(番号付き札所:33  客番・番外札所:1)
別称  
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 平安時代 花山法王
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・およそ1,000年前の平安時代に、花山法王が開創したとされている。

・特別霊場の1ヶ寺を含め、全34札所から成る観音霊場。

・全行程は、およそ220kmとなっている。

情報掲載日・更新日 公開:2016年06月24日  更新:2016年06月28日

 

札番 山・院・寺号 霊場御本尊 宗派 住所 備考
1番 柳滝山 長谷寺 十一面観世音菩薩 高野山真言宗 出雲市大社町稲佐大字杵築  
2番 広瀬山 養命寺 聖観世音菩薩 真言宗醍醐派 出雲市大社町大字杵築北  
3番 浮浪山 一乗院 鰐淵寺 千手観世音菩産 天台宗 出雲市別所町  
4番 補陀山 観音寺 十一面観世音菩薩 臨済宗妙心寺派 出雲市渡橋町  
5番 天応山 神門寺 十一面観世音菩薩 浄土宗 出雲市塩冶町 中国33観音、108観音、弘法西国33霊場
6番 南明山 蓮台寺 聖観世音菩薩 真言宗醍醐派 簸川郡斐川町大字三絡  
7番 大嶽山 光明寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 雲南市加茂町大字大竹  
8番 興福山 長谷寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 雲南市加茂町大字三代  
9番 中嶺山 峯寺 聖観世音菩薩 真言宗御室派 雲南市三刀屋町大字給下 出雲国20神仏
10番 慶向山 禅定寺 聖観世音菩薩 天台宗 雲南市三刀屋町大字乙加宮 中国33観音、108観音
11番 臥竜山 円通寺 如意輪観世音菩薩 天台宗 雲南市掛合町大字多根  
12番 飯石山 寿福寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 雲南市三刀屋町大字多久和  
13番 日登山 満福寺 千手千眼観世音菩薩 高野山真言宗 雲南市木次町大字西日登  
14番 明峰山 蓮花寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 雲南市大東町大字東河用  
15番 金峰山 弘安寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 雲南市大東町大字南村  
16番 那智山 普済寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 松江市八雲村大字熊野  
17番 安徳山 星上寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 松江市八雲村大字東岩坂  
18番 睡虎山 厳倉寺 聖観世音菩薩 高野山真言宗 安来市広瀬町富田 19番と同じ敷地
19番 泰平山 観音寺 十一面観世音菩薩 高野山真言宗 安来市広瀬町富田 18番と同じ敷地
20番 福寿山 長台寺 千手観世音菩薩 天台宗 安来市伯太町大字安田関  
21番 瑞光山 清水寺 十一面観世音菩薩 天台宗 安来市清水町  
22番 九重山 長楽寺 聖観世音菩薩 天台宗 安来市九重町  
23番 新美山 願興寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 八束郡東出雲町大字出雲郷  
24番 松鐘山 浄音寺 十一面観世音菩薩 高野山真言宗 松江市大庭町  
25番 不老山 澄水寺 十一面千手観世音菩薩 曹洞宗 松江市福原町  
26番 尊照山 千手院 十一面観世音菩薩 高野山真言宗 松江市石橋町 出雲13仏
27番 天路山 千光寺 千手観世音菩薩 曹洞宗 松江市上佐陀町 境内の長福寺が元の札所
28番 延林山 成相寺 如意輪観世音菩薩 高野山真言宗 松江市荘成町 古江6地蔵
29番 金宝山 朝日寺 十一面観世音菩薩 高野山真言宗 松江市鹿島町大字佐陀本郷 朝日山の山頂
30番 瑞応山 金剛寺 馬頭観世音菩薩 臨済宗妙心寺派 松江市東長江町 古江6地蔵
31番 金亀山 清浄院 満願寺 聖観世音菩薩 高野山真言宗 松江市西浜佐陀町 古江6地蔵、出雲13仏
32番 弌崎山 善光寺 聖観世音菩薩 時宗 松江市浜乃木  
33番 温泉山 清巌寺 聖観世音菩薩 臨済宗妙心寺派 松江市玉湯町玉造  
特別 医王山 一畑寺 瑠璃観世音菩薩 一畑薬師教団 出雲市小境町 一畑薬師

 

札番 御詠歌
1番 神代より 今に絶えせぬ 滝つ瀬は 普門の経の 御法なるらん
2番 広き世に 住める我が身の 末までも 和光の影を 頼むばかりぞ
3番 誰も聞け おいせぬ山の 松風の 千代万世の 法の声をば
4番 鐘の音も 松の嵐も 実りぞと 朝山郷に 心あるらん
5番 言わぬども 心の中は 知られまじ ただ御仏を 頼むばかりぞ
6番 音に聞く 九品蓮台 今ここに 参る心の 末は頼もし
7番 幾世経ん 大嶽山の 観世音 神代も今も 誓い変わらず
8番 初瀬寺 御世まで写せ 誰も皆 参る心は 尊とかるらん
9番 遥々と 嶺まで参る おいがみの 幾末頼む 南無観世音
10番  万事 良きを定むら 寺なれば 参る心の 末は頼もし
11番 何事も 心の内を 種として この円通を きょうと頼まん
12番 寿福寺へ 参れば向かう 飯石の 富み栄え行く いもの諸人
13番 暮れてだに 郷の名問えば 日登りの 室へ参れば 月ぞさやけき
14番 蓮花寺へ 参る心は 仏なり 蓮の上の 露の身なれば
15番 黄金とも 福とも思う 御仏を 誰が愚かに 思うべきやは
16番 山路経て 参るも嬉し この寺へ 不災がなかは いつも変わらず
17番 ありがたや 星の上まで 上るこそ 大慈大悲の 誓いなりけり
18番 富み宝 積む岩倉へ 参る身は 末の世までも 栄え行くかな
19番 法の声 よしただよそに 求むなよ 嶺の嵐に 松風の音
20番 若菜摘む この郷人に 寺問えば 長き台に 玉の戸の内
21番 濁らじな 清水寺に 参る身は 心の内の 月ぞさやけき
22番 九重の 花の都も 遠ければ おのえの鐘も 他所の夕暮れ
23番 出雲郷 思い立ちぬる 願興し 早安々と 成就するかな
24番 松風に いざ波立つは 清き音 濁らぬ御世に なるぞ嬉しき
25番 山高く 登りて見れば 澄み水の 流れの末は 清き谷川
26番 月影も こくらの山の ひとしおの 花も紅葉も 心あるらん
27番 雨山と 思うて参る この寺へ 千手の誓い いつも変わらず
28番 誰も皆 大慈大悲の 御名ばかり あまねく声を 唱えこそすれ
29番 補陀洛や よそにはあらじ 朝日寺 岸打つ波を 見るにつけても
30番 唐土の 馬頭観音を 信ずれば 美人の相を 得るとこそ聞け
31番 思い立ち 満つる願こそ 嬉しけれ 順礼道も 三十一文字
32番 いかならん 時雨痛烈 波風の 立つ波刺激 三十二相
33番 願いつる 心の長い 成就して 湯の岩屋寺へ 籠もる笈摺
特別 眼の曇り やがて晴れ行く 医王山 これぞ日本 一羽の寺