★安房国 円光大師二十五ヶ所霊場

札所数 25(番号付き札所:25  客番・番外札所:0)
別称  
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 江戸時代の明和年間(1764年から1772年まで)とされる
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・千葉県内の円光大師(法然上人)の写し霊場になる。

・開創に関する情報は、不詳となっている。

・元祖霊場とは違って特別札所が設けられていないようで、全25ヶ所から成る。

・現状、参拝自体は可能だが、霊場単位でなにかしらの活動をしている様子はない。

情報掲載日・更新日 公開:2019年12月02日  更新:2024年06月08日

 

札番 山・院・寺号 御本尊 宗派 住所 備考
1番 観立山 九品院 三福寺 阿弥陀如来 浄土宗 館山市館山1195  
2番 清徳山 浄閑寺 阿弥陀如来 浄土宗 館山市沼1130  
3番 森上山 無為院 安楽寺 阿弥陀如来 浄土宗 館山市笠名252  
4番 正覚山 蓮寿院 阿弥陀如来 浄土宗 館山市相浜72  
5番 深広山 長泉寺 阿弥陀如来 浄土宗 館山市上真倉2435  
6番 海養山 龍勢院 金台寺 阿弥陀如来 浄土宗 館山市北条1042  
7番 光勝山 慧心院 西行寺 阿弥陀如来 浄土宗 館山市船形745  
8番 金地山 極楽院 西方寺 阿弥陀如来 浄土宗 南房総市富浦町原岡76  
9番 深広山 無涯院 長泉寺 阿弥陀如来 浄土宗 南房総市富浦町原岡980 安房48薬師
10番 金乗山 久枝院 蓮台寺 阿弥陀如来 浄土宗 南房総市久枝629  
11番 華王山 清台院 浄蓮寺 阿弥陀如来 浄土宗 安房郡鋸南町勝山315  
12番 林海山 別願院 阿弥陀如来 浄土宗 安房郡鋸南町保田127  
13番 玉龍山 浄喜院 遣水寺 阿弥陀如来 浄土宗 安房郡鋸南町保田1354  
14番 本誓山 超生寺 大勝院 阿弥陀如来 浄土宗 南房総市検儀谷668  
15番 青龍山 護国寺 阿弥陀如来 浄土宗 南房総市吉沢518  
16番 無量院 阿弥陀如来 浄土宗 南房総市山下430  
17番 三峯山 紫雲院 正林寺 阿弥陀如来 浄土宗 南房総市海老敷390  
18番 正安寺     (中)  
19番 東海山 慶崇院 阿弥陀如来 浄土宗 南房総市千倉町白子71  
20番 寿慶山 光明院 心巌寺 阿弥陀如来 浄土宗 鴨川市貝渚2002-1 2札所兼務
21番 寿慶山 光明院 心巌寺 阿弥陀如来 浄土宗 鴨川市貝渚2002-1 2札所兼務
22番 万宝山 三善寺 阿弥陀如来 浄土宗 館山市山本2409-1 安房48薬師
23番 大泉寺     館山市正木1810  
24番 仏道山 大円寺 阿弥陀如来 浄土宗 館山市大戸199  
25番 仏法山 大網寺 大巌院 阿弥陀如来 浄土宗 館山市大網398  

 

札番 御詠歌
1番 ふたはたの あまくだります むくのきは よよにくちせぬ のりのしのあと
2番 おぼつかな たれかいひけん こまつとは くもをささふる たかまつのえだ
3番 うまれては まづおもひでん ふるさとに ちぎりしともの ふかきまことを
4番 みとくちと こころのほかの みだなれば われをはなれて となへこそすれ
5番 しばのとに あけくれかかる しらくもを いつむらさきの いろにみなさん
6番 あみだぶと にしにこころは うつせみの もぬけはてたる こえぞすずしき
7番 あみだぶと いふよりほかは つのくにの なにはのことも あしかりぬべし
8番 ごくらくも かくやあらまし あらたのし はやまいらばや なぞみだぶつ
9番 あみだぶと もうすばかりを つとめにて 浄土のせうごん みるぞうれしき
10番 かくやまや ふもとのてらは せまけれど たかきみのりを ときてひろめん
11番 さへられぬ ひかりもあるを おしなべて へだてがほなる あさがすみかな
12番 やはらくる かみのひかりも かずみちて あきにかはらぬ みじかよのつき
13番 清みづの たきへまいれば おのづから げんぜあんのん ごしょうごくらく
14番 ちとせふる 小松のもとを すみかにて むりょうじぶつの むかへをぞまつ
15番 いとこえも なむあむだぶつと いふひとの はちすの上に のぼらぬはなし
16番 つゆのみは ここかしこにて きえぬとも こころはおなじ はなのうてなぞ
17番 あしびきの やまどりのをの しだりをの ながながしよを いのるこのてら
18番 つきかげの いたらぬさとは なけれども ながむるひとの こころにぞすむ
19番 ただたのめ よろづのつみは ふかくとも わがほんがんの あらんかぎりは
20番 ごくらくは はるけきほどと ききしかど つとめていたる ところなりけり
21番 あみだぶに そむるこころの いろにでば あきのこずえの たぐひならまし
22番 われはただ ほとけにいつか あふひくさ こころのつまに かけぬひぞなき
23番 ゆきのうち ほとけのみなを となふれば つもれるつみも やがてきえぬる
24番 いけのみづ ひとのこころに にたりけり にごりすむこと 定めなければ
25番

くさもきも かれたるのべに ただひとり まつのみのこる みだのほんがん

となふれば ここにいながら ごくらくの せうじゆのかずに いるぞうれしき

みほとけの のりのちかいひの おほあみじ ぐぜいのふねを わたるだいがん