★京都五山

札所数 6(番号付き札所:5  客番・番外札所:1)
別称・関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 1386(至徳3)年以降の室町時代(1336–1573年)中
縁起・由緒・開創経緯

鎌倉時代末期、北条氏が南宋に倣って寺院の格式示す五山の制度を導入。主に鎌倉の寺院から選定された。

次の南北朝時代、権力が京都に移ったことで、京都の寺院で五山が再度選定された。

その後の室町時代、三代将軍の足利義満が相国寺を創建した際に、五山を京都と鎌倉に別けて、別格として南禅寺を置いた。

備考

・巡拝対象ではあるが、札番と言うよりも格式の順位なので、霊場とは形態や色合いが異なる。

・格式とは言え、そのときの政治的な面が選定に反映されている。

・上位の別格寺院として、南禅寺が格付けされている。

・臨済宗の寺院だけで構成されている。

情報掲載日・更新日 公開:2014年05月22日  更新:2018年03月28日

 

札番 山・院・寺号 御本尊 宗派 住所 備考
別格 瑞龍山 南禅寺 釈迦如来 臨済宗南禅寺派 京都市左京区南禅寺福地町

日本最初の勅願禅寺

1番 霊亀山 天龍寺 釈迦如来 臨済宗天龍寺派 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 足利尊氏の開基、神仏霊場、世界遺産
2番 萬年山 相国寺 釈迦如来 臨済宗相国寺派 京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町

足利義満の開基、神仏霊場、金閣寺と銀閣寺は山外塔頭

3番 東山 建仁寺 釈迦如来 臨済宗建仁寺派 京都市東山区小松町 風神雷神図(俵屋宗達)
4番 慧日山 東福寺 釈迦如来 臨済宗東福寺派 京都市東山区本町15丁目  
5番 万寿寺 阿弥陀如来 臨済宗東福寺派 京都市東山区本町15丁目 東福寺塔頭、拝観は不可(非公開)