★みちのく巡礼

平成26（2014）年1月一般社団法人みちのく巡礼設立、平成28（2016）年5月みちのく巡礼札所会設立

「みちのく巡礼」の活動主旨として、以下の4点が記載されている。

・東日本大震災犠牲者を悼み、自らも癒される場、心の拠り所となる場の創設

・東日本大震災の「伝承」

・自らの命を自ら守る「防災意識」の啓発

・東日本大震災被災地の「復興」につながる活動

・岩手県、宮城県、福島県に札所を持つ巡礼霊場。

・東日本大震災で亡くなられた方々を慰霊する「祈りの場」を、被災地の寺院に創設する目的で開創された霊場になる。

・加えて、大切な人を失い傷付いた心を癒すための祈りの場でもあり、震災の教訓を永く後世に伝える目的もある。

・そのため、参拝者側も個人的な祈願、願掛けでの巡礼ではなく、あくまで慰霊を目的に巡る必要がある。

・現時点（2020年4月）で、33ヶ所霊場として札番号まで体裁が整っているのは宮城県のみとなる。

・各地の札所数は33ヶ所であるが、観音霊場としての色合いはない。

・霊場専用の納札、納経帳(御朱印帳)などが用意されている。