★相模国高座郡南部二十四地蔵霊場

札所数 24(番号付き札所:24  客番・番外札所:0)
別称 相州高座郡南部地蔵札所
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者  
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・神奈川県内の地蔵尊巡拝霊場になる。

・霊場の開創年は不明だが、江戸時代中期以降に巡礼が盛んになったとあるので、それ以前と推定される。

・霊場のガイドブックが、平成3(1991)年に発行されている。

・しかしながら現状、廃寺や無住からの地域管理、本尊不明などの札所が多く、霊場としての活動はしていない。

情報掲載日・更新日 公開:2020年04月30日  更新:2020年04月30日

 

札番 山・院・寺号 御本尊 地蔵通称 宗派 住所 備考
1番 金峰山 高蔵寺 釈迦如来 延命身代地蔵 曹洞宗 茅ヶ崎市行谷318  
2番 堤源山 正覚院 地蔵菩薩 延命地蔵 曹洞宗 茅ヶ崎市堤3681  
3番 龍沢山 永昌寺 地蔵菩薩 延命地蔵 曹洞宗 茅ヶ崎市室田1-15-44  
4番 東松山 海前寺 地蔵菩薩 延命地蔵 曹洞宗 茅ヶ崎市本村4-21-34  
5番 天慶山 輪光寺 地蔵菩薩 出開帳地蔵 高野山真言宗 茅ヶ崎市円蔵2238  
6番 慈光山 地蔵院 地蔵菩薩   真言宗 (茅ヶ崎市柳島2-5) 廃寺、下記に移動
  柳島山 宝亀院 善福寺 阿弥陀如来   高野山真言宗 茅ヶ崎市柳島1-3-28  
7番 大鼓山 満福寺 阿弥陀如来   高野山真言宗 茅ヶ崎市萩園1632  
8番 大鼓山 満福寺 地蔵堂 地蔵菩薩 腹籠地蔵 高野山真言宗 (茅ヶ崎市萩園島入) 廃堂、7番に移動
9番 如是庵 虚空蔵菩薩   天台宗 (高座郡寒川町一之宮) 廃寺、石塔や板碑のみ
10番 車地蔵堂 地蔵菩薩 子育て車地蔵 浄土宗 高座郡寒川町一之宮2-16 地域管理
11番 南岳山 宝塔院 地蔵菩薩   真言宗 (高座郡寒川町岡田) 廃寺、下記に移動
  大塚山 利益院 安楽寺 大日如来   高野山真言宗 高座郡寒川町岡田2387  
12番 延命山 等覚寺(東覚寺) 地蔵菩薩 延命地蔵 真言宗 (高座郡寒川町岡田) 廃寺、上記に移動
13番 神戸山 地蔵院 地蔵菩薩   曹洞宗 (高座郡寒川町宮山) 廃寺、個人宅内管理
14番 寒川山 医王院 薬王寺 地蔵菩薩 延命地蔵 真言宗 (高座郡寒川町宮山) 廃寺、寒川神社の境内から下記に移動
  霊信山 西善院 阿弥陀如来   高野山真言宗 高座郡寒川町宮山3925  
15番 中之坊 十一面観世音菩薩   真言宗 (高座郡寒川町宮山) 廃寺、寒川神社の境内から上記に移動
16番 東谷山 福泉寺 地蔵菩薩 延命地蔵 曹洞宗 高座郡寒川町小谷3-2-16  
17番 延命山 高徳庵     曹洞宗 (藤沢市獺郷) 廃寺
18番 地蔵堂   延命子育地蔵 浄土宗 (茅ヶ崎市芹沢1445) 廃堂
19番 高照山 盛岩寺 釈迦如来 延命地蔵 曹洞宗 藤沢市打戻1119  
20番 地蔵院   子育地蔵 浄土宗 高座郡寒川町倉見2430 廃寺、お堂のみ、大村地蔵尊
21番 延命寺 地蔵菩薩 延命子育地蔵 真言宗 海老名市本郷2198 廃寺、お堂のみ
22番 如法山 明照院 真光寺 阿弥陀如来   浄土宗 海老名市本郷462‐2  
23番 常念寺 地蔵菩薩   真言宗 (海老名市本郷中谷津) 廃寺、下記に移動
  吾妻山 本覚寺 大日如来   真言宗大覚寺派 海老名市本郷4618 相模七福神
24番 地蔵堂     真言宗 海老名市中河内1712 廃寺、お堂のみ

 

札番 御詠歌
1番 ありがたや 黄金の峰に 鳴る鐘は 実りの絶の 響きなりけり
2番 誓いてし 仏の御名を 唱ふれば 皆正覚を とるとこそ聞け
3番 外に棲む 龍も沢辺に 歳を経て 永くふる 寺護るらん
4番 緑り立つ 東の松の 山高き 法の教えは 代々に絶えせじ
5番 むつのりの 光りを杖に 六つの道 迷はで西の 空に行かまし
6番 仰ぐなり 仏の御手の 糸柳 嶋の外まで かかる恵みを
7番 永き世の 眠りを覚ます 大鼓山 打ち驚かす 音ぞ嬉しき
8番 鉦の音 六つの巷に 栄えなば みの入相を 思い知るべし
9番 二つなく 又三つもなき 一之宮 すぐに仏の 道にこそあれ
10番 住みはてぬ 浮き世は憂しと お車の 巡りて救う 誓ひ嬉しき
11番 山城や 壬生の御影を 移し置く 岡田の里の 水は絶へせじ
12番 諸人の 願う心の 乱れずば 等しく覚る 寺に至らん
13番 いつとなく 実りの花も 匂いけり 神のとぼそも 開く朝げに
14番 ひんよくの 暑さを冷ます 寒河山 神威もぐちも 水に流れて
15番 和らける 光もともに 千早ふる 神の宮山 うこきなき世は
16番 法の花 咲くべき時の 至りまで 光りの谷や 山も輝く
17番 絶えせじな 延ふる命の 山高み 高き徳ある 五百の光りは
18番 永らへと あれば実りに 逢う身ぞと 延ぶる命を 祈るこの寺
19番 後の世は 御法の舟に 乗りのふた 打ち戻りても また訪ね来ん
20番 ほんがくの 都は常に 住みかぞと 教えの法を 頼む朝夕
21番 たのもしや 触れる命の 上になほ 重き国さえ かかる誓いは
22番 立て置きし 誓いを頼み 巡り来て 誠の光 拝むこの寺
23番 常に立て 仏の御名を 思ひなほ この世の光り 後の世のため
24番 願わくば この功徳にて 皆ともに 仏にならん 道に入らばや