札所数 | 48(番号付き札所:48 客番・番外札所:0) |
別称 | 上山四十八地蔵、上ノ山四十八地蔵 |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 文化14(1817)年、利兵衛(高橋)・耕雲種月和尚・丸屋専右衛門(高橋) |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・現在の山形県上山市の地蔵尊巡拝霊場。 ・願主の利兵衛(高橋)、発起人の寿仙寺15世耕雲種月和尚、御詠歌の十日町の丸屋専右衛門(高橋)、3人による開眼となっている。 ・必ずしもお堂や祠が現存しているわけではなく、屋外に石仏のみといった場所もある。 ・また、地蔵尊像ではなく六面石幢(石塔)といったケースや、札所御本尊が現存していないケースもある。 ・現状、霊場としての活動はしていない。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2022年05月08日 更新:2022年07月01日 |
札番 | 山・院・寺号 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 愛宕堂(愛宕神社) | 延命地蔵菩薩 | 上山市十日町11-21 | ||
2番 | 水岸山 慈眼院 観音寺 | 延命地蔵菩薩 | 真言宗智山派 | 上山市十日町9-29 | 湯ノ上観音寺、真智山とも、最上33観音 |
3番 | 裏町 薬師堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市鶴脛町2丁目13-1 | 寿仙寺の境内 | |
4番 | 市神 六角地蔵 | 六面石幢 | 上山市十日町2-6 | ||
5番 | 御仮屋脇 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市二日町3-5 | ||
6番 | 沢 愛宕堂 | 愛宕将軍地蔵菩薩 | (鶴脛町2丁目) | 廃堂、下記に移転 | |
地蔵堂 | 六地蔵菩薩 | 上山市松山3丁目2-7 | |||
7番 | 立正山 妙正寺 | 延命地蔵菩薩 | 日蓮宗 | 上山市軽井沢2丁目4-1 | 下記に移動 |
湯出山 長禄院 浄光寺 | 延命地蔵菩薩 | 浄土宗 | 上山市軽井沢2丁目1-1 | 山形108地蔵 | |
8番 | 切通 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市新丁2-21 | 三日月不動堂の参道脇 | |
9番 | 北町 四ツ辻 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市北町本丁2-11 | ||
10番 | 川向 出張 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市八日町9-1 | ||
11番 | 松山 稲荷堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市松山2丁目6-34 | ||
12番 | 河原期 熊野堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市河崎高楯816 | 熊野神社の参道入り口 | |
13番 | 石曽根村 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市石曽根1352 | 石曽根観音堂の参道 | |
14番 | 川口 寝覚(川口寺) | 延命地蔵菩薩 | 上山市川口山際1448 | ||
15番 | 浪形山 薬師堂(蓬莱山 薬師堂) | 地持地蔵菩薩 | 上山市小穴 | 蓬莱院(小穴42)の南西約1.5㎞ | |
16番 | 大沢山 女人堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市小穴85 | お堂は現存せず | |
17番 | 阿弥陀堂(阿弥陀寺) | 延命地蔵菩薩 | 上山市阿弥陀地1080 | ||
18番 | 藤五 明神堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市藤吾道上1566 | 鹿島神社の境内 | |
19番 | 上田中 一本仏 | 延命地蔵菩薩 | 上山市関根132 | ||
20番 | 下関根 出口 | 延命地蔵菩薩 | 上山市関根65 | ||
21番 | 中関根 中興寺跡 | 地持地蔵菩薩 | 上山市相生47 | ||
22番 | 願王山 延命寺 | 延命地蔵菩薩 | 曹洞宗 | 上山市三上12 | 上山七福神 |
23番 | 瑞雲山 龍谷寺 | 六地蔵菩薩 | 曹洞宗 | 上山市皆沢22 | 上山七福神 |
24番 | 如意山 福聚寺 観音堂 | 地持地蔵菩薩 | 天台宗 | 上山市楢下59 | 楢下公民館の敷地内 |
25番 | 小笹 小豆森 | 金剛幢地蔵菩薩 | 上山市久保川 |
クアの道 東 小豆森岩観音コース 久保川運動広場の南約800m |
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26番 | 阿弥陀堂(菖蒲山 極楽寺) | 上山市大門17 | 大門公民館の敷地内 | ||
27番 | 菖蒲沢 おはた坂上 山神堂 | 上山市大門 | 東橋の東約100m | ||
28番 | 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市須田板12 | ||
29番 | 植ノ山 薬師堂 | 六面石幢 | 上山市原口829 | ||
30番 | 如来寺 | 六面石幢 | 上山市牧野1191 | 廃寺、六角石塔のみ | |
31番 | 観音堂 六角 | 六面石幢 | 上山市上生居492 | 観音堂(上生居24)の参道、六角石塔のみ | |
32番 | 観音堂 | 六面石幢 | 上山市中生居25 | ||
33番 | 観音堂 | 上山市下生居 | 宮生地区公民館(下生居屋敷前288)の北東約300m | ||
34番 | 観音堂 | 法印地蔵菩薩 | 上山市宮脇278 | 金剛院に隣接、子育地蔵尊 | |
35番 | 射留 宿尻地蔵尊 | 地持地蔵菩薩 | 上山市仙石屋敷裏 | 屋外の石仏、糸目公民館の北約100m、墓地の北側 | |
36番 | 金宝山 一乗院 高仙寺 | 延命地蔵菩薩 | 真言宗智山派 | 上山市仙石屋敷裏3 | 最上48地蔵 |
37番 | 馬立 金峰山 蔵王堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市金谷26 | 現 刈田嶺神社 | |
38番 | 甲石 雷神堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市金谷463-2 | 現 別雷神社の参道入り口 | |
39番 | 高野 大師堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市高野高野原165 | 高野公民館の向かい | |
40番 | 太子堂 | 上山市永野54 | 永野公民館の東約120m | ||
41番 | 高野 薄沢 地蔵尊 | 延命地蔵菩薩 | 上山市高野薄沢21 | 屋外の石仏群 | |
42番 | 釈迦堂 | 六面石幢 | 上山市権現堂地蔵堂74-4 | 権現堂公民館の敷地内 | |
43番 | 三ツ辻 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市金谷15 | ||
44番 | 小泉入口 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市泉川1 | ||
45番 | 川向 弁天森 | 延命地蔵菩薩 | 上山市弁天2丁目3-56 | 厳島神社の境内 | |
46番 | 外原 一ッ松前 | 六面石幢 | 上山市四ツ谷2丁目2-70 | ||
47番 | 大日堂(新町地蔵尊) | 延命地蔵菩薩 | 上山市四ツ谷1丁目2-45 | ||
48番 | 四ツ谷 花立 地蔵堂 | 延命地蔵菩薩 | 上山市北町外原1469 | 大石バス停の前 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 様々に 誓ひおかれし 数々の 願い導く ここの御社 |
2番 | 湯泉の山の 慈悲の御寺に 座をしめて 猶もらさじと 救ふ御仏 |
3番 | 乗り移る 弘誓の船は あひがたき 鉄の御仏 頼め諸人 |
4番 | 市町に 神と崇めし 六ツの角 六ツの巷を 救ふ御仏 |
5番 | 過ぐる日は 一日二日 三日月の 入るさを思ひ 頼め後の世 |
6番 | 春は花 秋は紅葉を 見る沢の 深く誓ひぞ たのもしきかな |
7番 | 身に作せし 重き罪をも 軽井沢 妙なる法の 寺へ参れば |
8番 | 皆人の 迷ひの種を 切通し 不動堂に 並ぶ御仏 |
9番 | 隔てじな みな身うへは 北町の 四ッ辻の巷を 照らす月影 |
10番 | 彼岸に 今ぞ到らん 川向かひ 弘誓の船の 棹を頼みて |
11番 | 緑さす 恵みぞしるき 松山の 稲荷も同じ 御仏の縁 |
12番 | 後の世を 願うは今ぞ 今熊野 はや河原期に 罪は流るる |
13番 | 後の世を 願ふ心は 軽くとも 仏の誓ひ 重き石曽根 |
14番 | 明け暮れに たゆまず頼め うば玉の 夢の寝覚めに 立てる御仏 |
15番 | 無漏の海 深き誓ひを 頼めても たつや真如の 浪形の山 |
16番 | 三つ五つ 障りある身も 捨てしなく 助け給はん 大沢の山 |
17番 | 阿弥陀地の 千草の花に おく露の 玉しく敷く野辺や 浄土なるらん |
18番 | 紫の 雲の迎ひを しめしてや 藤五つもとに 立てる御仏 |
19番 | ただ頼め 田中に生ふる 蔦かつら 誓い導く 御手の糸とも |
20番 | 罪咎わ 長月におく 下関根 消ゆる朝日の 御名を頼まん |
21番 | 善し悪しの その中道の 関の戸は 仏の御手の 救ふなるべし |
22番 | ありがたや 飢へず凍えず 二世かけて 齢ひを伸ぶる 誓ひありとは |
23番 | 皆沢の 龍の谷水 絶へせぬは 六つの仏の 誓へなるべし |
24番 | 夏山の 楢の下葉を 吹く風は 彼の世涼しき ほだしなるらん |
25番 | 御仏を 朝夕深く 頼まなん 小笹における 露のこの身は |
26番 | 楽しみを 極むる寺に ましまして 知るも知らぬも 救い御仏 |
27番 | 賤がうむ 荢綿坂にも 跡たれて 縁の綱でを 結ぶ御仏 |
28番 | 身に積みし 罪をも何と 須田板や 信心に 願う諸人 |
29番 | 皆人の むさぼり多き 原口や 諸病悉除の 願はありとも |
30番 | 後の世の 種をまきのと 聞くからに 世をふる寺の 跡を訪ねん |
31番 | 御仏に 縁を結ぶの 上生居 後の世この世 たのもしかな |
32番 | 憂きつらき かかる浮き世の 中生居 二世安楽を 祈れ諸人 |
33番 | 世に住めば あらぬ業を 下生居 とく世をいとひ 後を祈らん |
34番 | 親よりも 深き恵みを 忘るなよ 御名の乳房を 口に含みて |
35番 | 善し悪しも 漏らさで救う 御仏の 御手の射留に 頼れ諸人 |
36番 | 世のわざを とやせんかくや 仙石の 寺へ参るも 後の世のため |
37番 | あら尊と こ金の峰の 山のこし 鐘の響きに 明くる東雲 |
38番 | 天地の 恵みは同じ なる神に ならひて世をや 救ふ御仏 |
39番 | |
40番 | 後の世は 楽しみ長き 永野なる 里にいまして 救ふ御仏 |
41番 | 皆人の 願ふ心は うすくとも 助けたまはん 御名ぞ尊とき |
42番 | あら尊と 導きたまふ 誓ひにや 権に現れ います御仏 |
43番 | 恐ろしき 六つの巷に ましまして 三つの巷を 救ふ御仏 |
44番 | 法の水 出でて流れる 小泉の 深く誓いを 汲めや諸人 |
45番 | 御仏の 慈悲は同じと わきまえて 歩みを運ぶ 天の森かな |
46番 | たのもしな あだしうき世は 外原の 露と消え行く 身をうかむとは |
47番 | 幼な子の 一つや二つ 三つ四ツや 仏の前に 塔を積む石 |
48番 | 春躑躅 夏は菖蒲に 秋桔梗 絶えず手向の 法の花立 |