札所数 | 48(番号付き札所:48 客番・番外札所:0) |
別称 | |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | 大阪新四十八願所阿弥陀巡礼 公式ホームページ(https://www.osaka-amida48.net/) |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 元文5(1740)年に開創、平成23(2011)年に再興 |
縁起・由緒・開創経緯 |
◆大阪新四十八願所阿弥陀巡礼 公式ホームページより抜粋◆
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備考 |
・浄土宗の宗祖である法然上人の800年遠忌を記念して再興された阿弥陀如来巡拝霊場。 ・札所数が48ヶ寺なのは、阿弥陀仏の四十八願にちなんだ数字。 ・開創当時の札所配置では、行程がおよそ14km程度なので、1日で結願出来た様子。 ・再興された霊場でも、札所の多くが大阪市内中心部にあるので、巡拝しやすいと言える。 ・霊場専用の御朱印帳が用意されている。 ・再興されて日も浅く、また宗派を挙げて再興されたことで、受け入れ体勢も整っている。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2019年03月20日 更新:2019年03月20日 |
札番 | 山・院・寺号 | 御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 護念山 念仏三昧院 法住寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 吹田市千里山東2丁目19-1 | 大坂33観音 |
2番 | 清浄瑠璃山 念仏三昧院 源光寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市北区豊崎2丁目3-23 | |
3番 | 感応山 瑞雲院 蟠龍寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市北区野崎町4-1 | |
4番 | 松景山 冷雲院 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市北区野崎町4-4 | 大坂円光大師25霊場 |
5番 | 光明山 智源寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市北区天神橋3丁目3-10 | |
6番 | 明耀山 来迎院 大鏡寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 吹田市五月が丘南23-1 | 日本善光寺48願所、大坂円光大師33霊場 |
7番 | 川向山 普照光院 大長寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市都島区中野町2丁目1-14 | |
8番 | 終南山 光明院 善導寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市北区与力町2-5 | 大坂33観音 |
9番 | 栄補山 皈命院 運潮寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 柏原市玉手町7-48 | |
10番 | 聚松山 専念寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市北区同心1丁目1-5 | 元祖円光大師大坂25霊場 |
11番 | 真田山 心眼寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区餌差町2-22 | |
12番 | 満珠山 正法院 伝長寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区餌差町4-7 | |
13番 | 法王山 最勝寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区餌差町11-9 | |
14番 | 林徳山 法樹院 慶伝寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区餌差町6-31 | 大坂33観音 |
15番 | 青龍山 玉泉院 宝樹寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区城南寺町7-10 | |
16番 | 慈光山 法蔵院 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区城南寺町7-4 | |
17番 | 住法山 見知院 大善寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区城南寺町8-26 | |
18番 | 宝梁山 全慶院 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区城南寺町7-7 | |
19番 | 鶴林山 性巌寺 慶恩院 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区城南寺町5-4 | |
20番 | 瀧水山 金字院 長安寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区城南寺町5-13 | 大坂33観音 |
21番 | 雲上山 持明院 龍淵寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区城南寺町6-32 | |
22番 | 貯徳山 宝樹院 大福寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区上本町4丁目1-15 | |
23番 | 当麻山 観仙院 天性寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区上本町4丁目2-28 | |
24番 | 高北山 正念寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区上本町5丁目3-23 | |
25番 | 来迎山 西光院 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市中央区上本町西5丁目1-2 | |
26番 | 四弘山 誓願寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市中央区上本町西4丁目1-21 | 井原西鶴の墓所 |
27番 | 一心山 早円院 専念寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市中央区上本町西4丁目1-15 | |
28番 | 仏心山 救生院 白雲寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市東住吉区北田辺4丁目10-33 | |
29番 | 當麻山 中将院 大雲寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市中央区中寺1丁目3-6 | |
30番 | 阿徹山 不退院 安楽寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉町3-2 | |
31番 | 三融山 勢至院 円通寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉寺町5-4 | |
32番 | 清光山 白毫院 増福寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉寺町5-24 | |
33番 | 清白山 心知院 光善寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉寺町5-34 | |
34番 | 無量山 阿弥陀院 大宝寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉寺町7-17 | |
35番 | 楽邦山 浄運寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉寺町4-33 | |
36番 | 三宝山 大安寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉寺町7-25 | |
37番 | 究竟山 長円寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉寺町4-29 | 法善寺別院、48番法善寺の飛び地境内 |
38番 | 品蓮山 九応寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区生玉寺町7-32 | |
39番 | 坂松山 高岳院 一心寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区逢阪2丁目8-69 | 骨仏の寺 |
40番 | 天憐山 良運院 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区下寺町2丁目2-33 | |
41番 | 岸松山 大江院 西念寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区下寺町2丁目2-36 | |
42番 | 正因山 浄業院 善福寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区下寺町2丁目1-41 | |
43番 | 安養山 報土院 西徃寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区下寺町1丁目3-56 | |
44番 | 嶺卓山 松林院 宗念寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区下寺町1丁目3-66 | |
45番 | 東営山 西岸院 源聖寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区下寺町1丁目2-25 | |
46番 | 無衰山 金龍院 浄国寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区下寺町1丁目2-36 | |
47番 | 泥洹山 單信院 称念寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市天王寺区下寺町1丁目1-19 | |
48番 | 天龍山 法善寺 | 阿弥陀如来 | 浄土宗 | 大阪市中央区難波1丁目2-16 | 水掛不動、千日寺 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 三つの名の 闇路も広く 月影の 照らすや法の 誓ひなるらん |
2番 | 昔見し 花の都に いたる身は なにか迷ひの 道にかへらん |
3番 | 草も木も 皆山吹きの 花の色に 照らすや法の 光なるらん |
4番 | 色に香に 咲きしは法の 姿にて 返へす袂や 花のほかなき |
5番 | いにしへの 報ひのほども 今ここに 知るや誓ひの 恵みなるらん |
6番 | たらちねの 生まれし道を まづ見つつ 救ふためしを しかぞ嬉しき |
7番 | 行きて見ぬ 千里の外の あさ風も 心に澄める 月の下かな |
8番 | 我のみか 人の心も 諸共に 写す鏡や 法の月影 |
9番 | ここに見え 彼処に立ちて 白雲の 峰も幾重に 行き帰るらん |
10番 | 彼の国の 花に宿りし 身を知れば 御法聞くより 外に暇はなき |
11番 | あだに咲く 花は浮世の ひと盛り 常葉の松の 陰ののどけき |
12番 | いかならん 闇も残らじ 朝日この 藪し分かずも 照らす光に |
13番 | 山人の 道はものかは 計りなき 命の御名に なにか及ばん |
14番 | 共に聞く ひとりと悟る 法の道 浜の真砂の 限りやはある |
15番 | 呉竹の 幾世を込めて 諸人の 老ひせぬ門や なを栄かふらん |
16番 | 空に飛び 枝に声する 鳥までも 慣れし御法の 友や呼ぶらん |
17番 | 世に高き 三世の仏も 法の師の 御名や唱へて 月を見るらん |
18番 | 漏らさじと 立てし誓ひや 道芝の 露にも宿る 法の月影 |
19番 | 夢の世を 驚きはてつ 迎へ来る 雲ぢに澄める 糸竹の声 |
20番 | 生れ行く 国と思へば 心にぞ かけて唱ふる 御法なりける |
21番 | 彼の国に 生れ行く身は 我ながら 花にも勝る 姿とや見ん |
22番 | 親と子の 中を思へば 隔てなき 教へや法の 心なるらん |
23番 | 咲き出づる 花の木ずゑを そのままに 三世の仏の 手向けとやせん |
24番 | 御仏に 御法の花を 手向けんと 向かへば匂ほふ 木々の下陰 |
25番 | 聞くに名を ひとつ心の 法の海 深き誓ひや ときも伝へん |
26番 | 天地を 動かしぬべき 身の程や 得るも仏の 力なりけり |
27番 | 上もなき 御法の国は 物事に 光や添へて 身を照らすらん |
28番 | 常永久に 見るもえならぬ 花の香の 光り交えへて 幾世経ぬらん |
29番 | 説き伝たふ 法の教へは 染め髪に 残りし色や 世に匂ほふらん |
30番 | 限りなき 雲の上まで 説き伝ふ 御法や高き 声と聞くらん |
31番 | 我が身さえ 花と見るより 曇りなき 法の鏡に 照らす面影 |
32番 | 双葉より 匂ふ林に 立ち濡るる 袖もかくこそ 四方の春風 |
33番 | 誓ひてし 月の光を 身に触れて 心和らぐ 法の言の葉 |
34番 | 南無阿弥陀 とばかり聞くも 身を変へぬ この世ながらの 仏なりけり |
35番 | 紫の 雲の通ひ路 隔てめや さこそ乙女の 憂き身なりとも |
36番 | 大宮に 立ちそふ雲は 隔てても 光遍き 法の月影 |
37番 | 雲の上 天津乙女も 後の世を 仰ぐ袂や 露けかるらん |
38番 | 裁ちぬ布も たかねをからで 唐衣 袂浴衣に 重ねてぞ着る |
39番 | 隔てなき 誓ひの国に 生れ行て 受くる御法の 袖や楽しき |
40番 | をちこちの 仏の国も 目の前へに 見せてぞ救ふ 誓ひかしこき |
41番 | 花とのみ 思ふ姿も 彼の国の 誓ひの種や かねて植へけん |
42番 | 頼もしな 身を任せをく 仏には 忘するる草の 種もあらじと |
43番 | またも世に 出なば法の 師となりて 人を導く 身とも生れん |
44番 | 勤めこし 六つの波羅蜜 まどかにも 満ちてや月の 光添ふらん |
45番 | 唱ふれば 身をも離れず 月影の 照らす誓ひや 袖に仰ふがん |
46番 | 啼く鳥も 流るる水も 聞く人の 心に法の 声を添へつつ |
47番 | 聞くに名を 怠りやすき 身の上を 誓ひて救ふ 御名や唱へん |
48番 | 至り得て 退く暇も 三つの名の 花に幾世の 春を契らん |