札所数 | 35(番号付き札所:33 客番・番外札所:2) |
別称 | 高麗三十三観音霊場 |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・「こまばんどう」と読む。 ・名称の通り、坂東観音霊場を写し元とする観音菩薩の巡拝霊場。 ・ただし、霊場仏が残っていないケースもあるため、御朱印は必ずしも観音菩薩にはならない。 ・廃寺もあり、地域管理の札所も多く、霊場としての活動は現状していない。 ・昭和時代には、霊場一斉の御開帳も行われていたようである。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2019年08月05日 更新:2021年08月17日 |
札番 | 山・院・寺号 | 御本尊 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 常寂山 蓮華院 智観寺 | 不動明王 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗豊山派 | 飯能市中山520 | 奥多摩88霊場 |
2番 | 青雲山 宝蔵寺 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市中居100 | |
3番 | 梅松山 円泉寺 | 不動明王 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 飯能市平松376 | 奥多摩88霊場、武蔵野33観音 |
4番 | 千手山 普門寺 | 千手観世音菩薩 | 千手観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 飯能市川崎300 | |
5番 | 弁日山 宝蔵寺 | 不動明王 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 日高市大谷沢201 | |
6番 | 長谷山 香花院 常円寺 | 正観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 日高市馬引沢166 | |
7番 | 慈眼山 長徳寺 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 入間市野田607 | |
8番 | 双柳山 観音院 秀常寺 | 不動明王 | 聖観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 飯能市双柳515 | |
9番 | 寂光山 浄心寺 | 阿弥陀如来 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市矢颪222 | 武蔵野33観音、奥多摩88霊場、武蔵野七福神 |
10番 | 般若山 長寿院 観音寺 | 如意輪観世音菩薩 | 如意輪観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 飯能市山手町5-17 | 武蔵野33観音、奥多摩88霊場 |
11番 | 光明山 正覚院 円照寺 | 阿弥陀如来 | 聖観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 入間市野田158 | 関東88霊場、奥多摩88霊場、武蔵野33観音 |
12番 | 青雲山 西伝寺 | 釈迦如来 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市飯能698 | 廃寺、本郷自治会館、13番能仁寺に移動 |
13番 | 武陽山 能仁寺 | 毘盧遮那仏 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市飯能1329 | |
14番 | 大黒山 観音院 萬福寺 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 真言宗豊山派 | 飯能市永田395 | |
15番 | 平寿山 広渡寺 | 千手観世音菩薩 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市八幡町16-5 | |
16番 | 虎渓山 長泉寺 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市小岩井174 | |
17番 | 龍谷山 宝泉寺 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市小岩井557 | |
18番 | 小瀬戸山 岩下堂 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 飯能市小瀬戸548-4 | ||
19番 | 無量山 西光寺 | 阿弥陀如来 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市落合316 | |
20番 | 原市場辻堂 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 飯能市原市場593 | 個人宅内 | |
21番 | 白石山 医王寺 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗建長寺派 | 飯能市原市場1032 | |
22番 | 瀧水山 宝勝寺 | 阿弥陀如来 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 飯能市唐竹81-4 | 廃寺、お堂のみ |
23番 | 日影辻堂 | 十一面観世音菩薩 | 千手観世音菩薩 | 臨済宗建長寺派 | 飯能市赤沢187-4 | 25番金錫寺の境外仏堂 |
24番 | 金亀山 長福寺 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 飯能市原市場373 | 廃寺、金亀館自治会館、叶神社の隣 | |
25番 | 河清山 金錫寺 | 釈迦如来 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗建長寺派 | 飯能市赤沢258 | |
26番 | 野口辻堂 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 飯能市小瀬戸232 | ||
27番 | 清流山 長念寺 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 飯能市白子260 | 武蔵野33観音 |
28番 | 宝雲山 瀧泉寺 | 千手観世音菩薩 | 千手観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 日高市横手79-1 | 武蔵野33観音 |
29番 | 万福山 長寿寺 | 釈迦如来 | 馬頭観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 日高市高麗本郷247 | |
30番 | 栗原山 勝音寺 | 千手観世音菩薩 | 千手観世音菩薩 | 臨済宗建長寺派 | 日高市栗坪184 | 武蔵野33観音 |
31番 | 岩本山 如意輪堂 | 如意輪観世音菩薩 | 如意輪観世音菩薩 | 日高市高岡460 | ||
32番 | 高麗山 勝楽寺 聖天院 | 不動明王 | 千手観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 日高市新堀990 | 旧札所の法恩寺から移動、武蔵野33観音 |
33番 | 医王山 正福寺 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 日高市猿田200 | |
番外1 | 赤沢観音堂 | 聖観世音菩薩 | 聖観世音菩薩 | 飯能市赤沢560 | ||
番外2 | 箕輪山 満行院 霊巌寺 | 地蔵菩薩 | 聖観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 日高市新堀740 | 武蔵野33観音 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 濁らじな 神の台の水の面 影を写せる 人の心よ |
2番 | 花すすき 道の行く手に なびくかな 露も宝の 玉と見るまで |
3番 | 吹く風の 音静かなる 泉寺 千代も絶えせぬ 村の松ケ枝 |
4番 | 頼めただ 道踏み分けて 川崎や あまねき門の 深き誓いを |
5番 | 野辺の露 辿る程なき 宝寺 います仏の 光溢れて |
6番 | 馬引沢 道踏み分けて 往き帰る 幾世の人の 身を救うらん |
7番 | 朝露を 分け行くはやて 長徳寺 漏らさず袖に かかる白露 |
8番 | 青柳の 糸もてつなぐ 露の玉 誰からもらさん 法の誓いを |
9番 | なべて世の 願いを満てし 諸人の 心豊かに 年や経ぬらん |
10番 | 法の音 幾世絶えせず 仰ぐらん 百の願いの 人の心に |
旧11番 | 幾千代も 松井久しく 善道や 今の御法の 道は永く栄えん(善道寺御詠歌) |
12番 | 早戸沢 幾瀬を越して 行く人の 身には積もれる 罪も消えなん |
13番 | 遠近の 山路を越えて 多峰主の 六つの巷に 塵もあらじな |
14番 | 万代の 末も永田の 障りなく 御法の道は 永く栄えん |
15番 | 幾千代も 結ぶ限りは 小岩井の 深さ知られぬ 谷の清水に |
16番 | 誰も見よ 影を映して 松が枝の そこひ知られぬ 長泉とは |
17番 | 何処とも 湧きて知られぬ 宝泉の 清き流れを 今日も汲み見ん |
18番 | 世の憂きを 忘れて末を 小瀬戸山 行き来尽きせぬ 遠の村々 |
19番 | 映し見る 庵の泉の 常に澄む 御法の月の 影さやかなり |
20番 | 踏み分けて いつしかここに 原市場 法の教えは 末も迷わじ |
21番 | 幾年を ここに経ぬらん 石蔵や 今に御筋の 誓い尽きせじ |
22番 | 朝な朝 置き沿う露の もろき身は 今日唐竹の 世を厭わなん |
23番 | 日影なる 辻の御堂の 法の庭 見てもちり添うる 花の蓮葉 |
24番 | 変わらじな 幾世を経ても 金山の 大慈大悲の 深き誓いを |
旧25番 | 野ヶ崎の 行き来絶えせぬ 円通の 恵みに洩るる 人はあらじな(円通寺御詠歌) |
26番 | 野分け行く 道の行く手の 辻御堂 仰ぐ御筋の 誓い新たに |
27番 | 長月を 思う白子の 観世音 幾世尽きせぬ 法のしるべに |
28番 | 水上は などかはからん 瀧泉の 千々の御手に 救う誓いは |
29番 | 本宿の 今ぞ至らん 長寿寺 います仏に 身を任せなば |
30番 | 峰とうの 法の松風 勝音の 調べ絶えせぬ ことぞ嬉しき |
31番 | 聞き伝う 名ぞ高岡の 仏かな 法の誓いの 多き中にも |
旧32番 | 法恩や 新井の水の 清ければ 後の世かけて 心すすがん(法恩寺御詠歌) |
33番 | 諸人の 願う心に 影添えて 盛りに富める 道を与えん |
番外1 | |
番外2 | 箕の輪とぞ 清き流れに 恵まれて 大和仏の 所縁嬉しき |