札所数 | 33(番号付き札所:33 客番・番外札所:0) |
別称 | 菴芸安濃両郡三十三所 |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 宝永7(1710)年よりも以前 |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・三重県内のかつての安芸郡エリアの観音巡拝霊場になる。 ・芸濃三拾三ケ所観音霊場記に出てくる霊場である。 ・かつての札所は現在、廃寺や移動等も多く、霊場としては廃れた部類に入る状況となっている。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2019年09月27日 更新:2023年08月13日 |
札番 | 山・院・寺号 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 恵日山 大宝院 観音寺 | 聖観世音菩薩 | 真言宗醍醐派 | 津市大門32-19 | 津観音、国府阿弥陀、伊勢西国33観音、伊勢の津七福神 |
2番 | 恵日山 大願院 | 千手観世音菩薩 | 真言宗 | (大門32) | 廃寺、1番観音寺の塔頭 |
3番 | 馬宝山 蓮光院 初馬寺 | 馬頭観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 津市栄町3丁目210 | 伊勢西国33観音、三重88霊場、伊勢の津七福神 |
4番 | 白山 密蔵院 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 津市大谷町260 | 大師山とも、伊勢西国33観音、三重88霊場 |
5番 | 入寺山 一乗寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗御室派 | (上浜町3丁目5) | 廃寺 |
6番 | 普門山 慈眼寺 | 十一面観世音菩薩 | 津市一身田中野683 | 廃寺、中野公民館内 | |
7番 | 今井山 観音寺 専蔵院 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗醍醐派 | 津市一身田豊野58 | 三重88霊場 |
8番 | 蓮花山 仲福寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗醍醐派 | 津市大里窪田町2302 | 三重88霊場 |
9番 | 蓬莱山 六大院 | 千手観世音菩薩 | 真言宗醍醐派 | 津市大里窪田町1957 | |
10番 | 松齢山 千福寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗醍醐派 | 津市大里睦合町1345 | 三重88霊場 |
11番 | 智得山 福泉寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗醍醐派 | 津市大里山室町1384 | お堂のみ、個人管理 |
12番 | 樹神山 長泉寺 | 馬頭観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 津市高野尾町3507 | |
13番 | 平子山 永隆寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 津市芸濃町忍田317 | 忍田観音 |
14番 | 瑞龍山 溝淵寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 津市芸濃町雲林院324 | |
15番 | 花光山 観音寺 | 聖観世音菩薩 | 天台真盛宗 | (多門村) |
廃寺、公園内に毘沙門堂のみ 西教寺(滋賀県大津市坂本5)へ移動 |
16番 | 粟野山 運福寺 | 聖観世音菩薩 | 天台真盛宗 | 津市芸濃町萩野520 | 玉泉寺(芸濃町萩野729)の管理 |
17番 | 蓮乗山 生楽寺 | 聖観世音菩薩 | (荒木村) | 廃寺、称名寺(安濃町荒木212)へ移動 | |
18番 | 経塚山 蓮生寺 | 聖観世音菩薩 | 津市安濃町大塚 | 恵日寺(安濃町大塚508)の裏、お堂のみ | |
19番 | 筒井山 延命寺 | 十一面観世音菩薩 | 津市安濃町粟加203 | 地域管理 | |
20番 | 内田山 長源寺 | 十一面観世音菩薩 | 天台宗 | 津市安濃町内多1449 | |
21番 | 慶照山 長善寺 | 馬頭観世音菩薩 | 天台真盛宗 | 津市安濃町曽根667 | 地域管理 |
22番 | 法泉山 江松寺 | 正観世音菩薩 | (清水村) | 廃寺、勝鬘寺(安濃町清水682)へ移動 | |
23番 | 光明山 宝福寺 | 聖観世音菩薩 | (河辺村) | 廃寺 | |
24番 | 大御堂山 観音寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗 | (観音寺村) | 廃寺、願成寺(観音寺町674)へ移動 |
25番 | 長齢山 慈眼院 観音寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 津市西古河町3-2 | 三重88霊場、境内八十八ヶ所 |
26番 | 普門山 貞観寺 | 正観世音菩薩 | 天台真盛宗 | 津市神戸759 | 地域管理 |
27番 | 深重山 智円寺 | 十一面観世音菩薩 | 単立 | 津市野田1501 | 玉の湯観音 |
28番 | 万年山 観慶寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗東福寺派 | 津市片田久保町240 | |
29番 | 近田山 長谷寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗相国寺派 | 津市片田長谷町230 | 伊勢西国33観音 |
30番 | 水上山 光明寺 観音堂 | 十一面観世音菩薩 | 天台真盛宗 | 津市安濃町光明寺 | お堂のみ、ハイキングコース入口の墓地内 |
31番 | 慈雲山 妙法寺 | 聖観世音菩薩 | 真言宗 | (安濃町妙法寺) | 廃寺、南光寺(安濃町今徳296)へ移動 |
32番 | 神明山 徳雲寺 | 馬頭観世音菩薩 | (神納村) | 廃寺 | |
33番 | 天照山 大神宮寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 津市納所町903 | 三重88霊場 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 波を分け 光のどかに 明け染めて 幾夜輝く あのの大寺 |
2番 | |
3番 | こまいばふ 宝の山は 春ごとに なをしげりそふ 行相の松 |
4番 | 恵みある 誓ひなりけり かれてだに 花さくらぎの 陰も白山 |
5番 | けふよりは 法の教えに 入寺の 浮き世の雲も 晴るる海面 |
6番 | 行くも又 帰るもよしや 世の中の 闇路を照らせ 山の端の月 |
7番 | 願へ今 いつの世にかは 巡り来て また逢ふことも かたきいしの火 |
8番 | 蓮葉の 花の台に 立ち上る 坂部の里や ふもとなるらん |
9番 | 世の中に 救世の菩薩 なかりせば 蓬莱山に いかでいらまじ |
10番 | 山田井の 流れをしとふ 蛍火の 陰も教への 道しるべして |
11番 | 草も木も 皆法性の 山室と 聞けば迷ひの 身も頼みあり |
12番 | 急げ今 鐘の響きの 高野尾の 御法の花や 夕暮れの空 |
13番 | いつはりの 橋は名のみに 忍田川 まことの心 今や架けなん |
14番 | 名も高き うじいの森の 月影を 分けてぞ頼む 法の下道 |
15番 | かの国の 道に輝く 小金花 詣でしたびに 幾重咲くらん |
16番 | 露深き 萩野を分くる 道柴の 虫の音さへや 法の言の葉 |
17番 | 梓弓 荒き心も 引き換えて 真の道に 入るぞ嬉しき |
18番 | 経塚の 山より高き 教えには 罪も報ひも 消るとぞ聞く |
19番 | 汲めや汲め 誓ひの水を つつ井筒 立ち寄る影も うかみこそすれ |
20番 | 内田山 伊勢や日向の こと草を 結ぶも夢の 花のしたふし |
21番 | おのづから 心の塵を 川風に 吹きこそ払へ 曽根の松影 |
22番 | 幾度も 参る心の 濁りなき 清水の里の 川沿ひの寺 |
23番 | |
24番 | 所から 大慈大悲の 観音寺 参る心や 浄土なるらん |
25番 | 幾千代の 世々はぶるとも 古河の 尽きぬや 法の水の滴り |
26番 | 神の戸を 開きしよりも 曇りなき 大悲の影は 隔てざりけり |
27番 | 玉の湯や 出で入月の 影見て 心の澄める 野田の山寺 |
28番 | 春は花 秋は紅葉を 尋ねきて とはば菩提の 種とこたへよ |
29番 | 分け登る 人を初瀬の 鏡石 曇らで照らせ 極楽の道 |
30番 | 水上は 弘誓の露や なるみがた 漕ぎ行く舟の 末の白波 |
31番 | 四つの海 八すみの他も 憐れみの 雲のかからぬ 山の端もなし |
32番 | |
33番 | 巡り来て 大悲の札も おいずるも 打たさむるや 所願成就 / 天照らす 内外の神の 宮寺に 巡る月日の 影ぞさやけき |