★米沢三十三ヶ所観音霊場

札所数 33(番号付き札所:33  客番・番外札所:0)
別称  
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 江戸時代に開創、大正14(1925)年に高国寺や成就院の住職により再興
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・米沢市内の観音霊場。

・大正時代、18番高国寺や20番成就院の住職らにより再興されるも、その後再び衰退。

・石碑や案内板はあるものの、霊場としての活動はしていない。

情報掲載日・更新日 公開:2022年01月04日  更新:2022年01月04日

 

札番 山・院・寺号 御本尊・霊場御本尊 宗派 住所 備考
1番 長命山 笹野寺 幸徳院 千手千眼観世音菩薩 真言宗豊山派 米沢市笹野本町5686-5 置賜33観音
2番 清瀧山 常安寺   曹洞宗 米沢市城南5丁目1‐23  
3番 米徳山 弥勒院 十一面観世音菩薩 真言宗 米沢市本町1丁目4-24 火の目観音、置賜33観音
4番 白瀧山 照陽寺 釈迦牟尼仏・十一面観世音菩薩 曹洞宗 米沢市城南5丁目1‐16  
5番 奕葉山 昌伝庵 聖観世音菩薩 曹洞宗 米沢市本町3丁目1‐39  
6番 庚申堂 青面金剛尊・千手観世音菩薩   米沢市大町1丁目4-50  
7番 金剛宝山 輪王寺 釈迦牟尼仏 曹洞宗 米沢市福田町2丁目3-132  
8番 雲峰山 高岩寺 釈迦牟尼仏・聖観世音菩薩 曹洞宗 米沢市相生町7-80  
9番 雲龍山 真福寺 釈迦牟尼仏・聖観世音菩薩 曹洞宗 米沢市相生町7-98  
10番 大沢山 宝珠院 龍泉寺 阿弥陀如来 浄土宗 米沢市大町4丁目1‐46  
11番 拈華山 茂林寺 夕顔観世音菩薩 曹洞宗 米沢市大町4丁目1‐34  
12番 菩提山 極楽寺 阿弥陀如来 浄土宗 米沢市相生町2-45  
13番 今町観音堂 聖観世音菩薩   米沢市相生町2-74  
14番 日午山 正円寺 釈迦牟尼仏 曹洞宗 米沢市相生町1-19  
15番 大悲山 観音寺 聖観世音菩薩 真言宗醍醐派 米沢市大町4丁目1-47  
16番 悟忍山 大正寺 阿弥陀如来 浄土宗 米沢市大町4丁目1-78  
17番 正応山 常信庵   曹洞宗 米沢市駅前2丁目2-29  
18番 松高山 高国寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 米沢市鍛冶町4586  
19番 巨渓山 海応院   曹洞宗 米沢市大町4丁目1-69  
20番 昌林山 成就院 大日如来 真言宗智山派 米沢市大町3丁目2-7  
21番 透林寺   曹洞宗 米沢市中央3丁目7-14  
22番 来迎山 聖衆院 西蓮寺 阿弥陀如来 浄土宗 米沢市中央5丁目4-7  
23番 関興庵 如意輪観世音菩薩 臨済宗円覚寺派 米沢市中央5丁目2-24  
24番 松柏山 正福寺 正観世音菩薩 曹洞宗 米沢市春日2丁目3-28  
25番 宝幢院     (糊西粡) 廃寺、22番へ移動
26番 天正寺 正観世音菩薩 曹洞宗 米沢市中央7丁目4-58  
27番 神龍山 禅透院 千手観世音菩薩 曹洞宗 米沢市中央7丁目5-10  
28番 法住山 転輪寺   曹洞宗 米沢市中央7丁目5-26  
29番 福聚山 龍言寺   曹洞宗 米沢市西大通1丁目6-6  
30番 本懐山 昌願寺 阿弥陀如来・聖観世音菩薩 真宗大谷派 米沢市成島町2丁目2-28  
31番 万霊山 松原寺 釈迦牟尼仏 曹洞宗 米沢市木場町1-38  
32番 恵日山 法泉寺 釈迦牟尼仏 臨済宗 米沢市城西2丁目1-4  
33番 米井山 永勝院 熊野堂 聖観世音菩薩 真言宗醍醐派 米沢市大町5丁目4-35  

 

札番 御詠歌
1番 補陀洛や 他ならぬかや 笹野山 分け行く人の いつも絶えせぬ
2番 願はくは この世も常に 安うして 後の世はまた 花のうてなに
3番 日の目より 渡らせ給ふ 仏にて 大悲の光 あらたなりけり
4番 世を照らす 朝日の昇る 白滝に あな尊としや 御仏の影
5番 この里に えにし伝へて たつ庵の 仏の誓ひ たのもしきかな
6番 おおほりに 水をたたへて 極楽の 功徳の池の たぐひならまし
7番 御仏の 誓ひも高き 金剛の 峰よりもるる 法の月影
8番 幾度も 参る心は 軽くとも 誓ひは重き 恵みなるらん
9番 雲龍の 滝に鯉さへ 登るとや 仏を頼む 身こそ安けれ
10番 逆縁も 漏らさで救ふ 観世音 順礼すれば 二世も安楽
11番 夜もすがら 月諸共に 拝む身は 迷ひも雲に 晴れてこそ行け
12番 極楽は 遥けきほどと 思ひしに 願ひは近き 御国とぞ聞く
13番 昔より 立つとも知らぬ 今町の 救世の誓ひ あらたなりけり
14番 出づ入るや 雲の絶え間の 月を見て 鐘の響きに あくる東雲
15番 漏らさずに 導き給へ 観世音 老いも若きも 運ぶ歩みを
16番 西国を ここに移して 三十三 菩薩のえにし 結ぶ嬉しさ
17番 常信の 建てし庵に 月を見て さながら瑠璃の 光なりけり
18番 我が思ふ 心の内を 御仏に ただまるかれと 祈るなりけり
19番 まつとみし 今は望みの 巨渓山 庭の千草も 盛りなりけり
20番 曇る世を 明くるも同じ 露心 今こそ晴れて 拝む月影
21番 かかる世に 生まれ負ふ身の 嬉しさや 思はば頼め 十聲一聲
22番 ひとたびも 千手の誓ひ 頼みなば 西の蓮に 身をば置くらん
23番 さいじょうの 峰より登る 法の月 眺むる人の 心にぞ澄む
24番 野をも過ぎ 里をも過ぎて 銅屋町 鐘聞く合図 急ぎこそすれ
25番 憐れみや あまねき門の その中に 尊とき仏 今ぞありけり
26番 深き罪 今より後は 浅草の 同じみそじと 聞くもたのもし
27番 あな尊と 弥陀を唱ふる 聲に連れ 秋の調べも 法とこそ聞け
28番 かくまでも 稚児を子安の 観世音 大慈大悲の たのもしきかな
29番 そのかみは 幾世経ぬらん この寺の 仏の由来 聞かまほしさよ
30番 道芝の 露踏み分けて 参る身の 心にかかる 塵だにもなし
31番 音に聞く 寺松原の 名にふりて なを行く末も 幾世栄えん
32番 誓ひおば 深き海にぞ たとへけり 法の泉を 汲みてしらまし
33番

補陀洛や 願ひをかけよ 御熊野に 来たり迎えん 弥陀の三尊

今までは 親と頼みし 笈摺を 解きて納むる 米の井山にて