★甲斐府内三十四ヶ所観音霊場

札所数 34(番号付き札所:34  客番・番外札所:0)
別称 甲府府内三十四ヶ所観音霊場、府内三十四ヶ所観音霊場、甲府三十三ヶ所観音霊場、甲斐府内三十三ヶ所観音霊場
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者 元禄8(1695)乙亥年6月吉日
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・甲府市内がエリアの観音菩薩の巡拝霊場。

・霊場名が、33ヶ所となっている資料も見られるので、西国/坂東/秩父霊場どの霊場の写しなのかわからない。

・あるいは、再編等で札所数が増えた可能性もある。

・現状、半分以上の札所が廃寺なので、活動はまったくしていない。

情報掲載日・更新日 公開:2021年06月12日  更新:2021年07月17日

 

札番 山・院・寺号 御本尊・霊場御本尊 宗派 住所 備考
1番 住吉山 千松院 釈迦如来 曹洞宗 甲府市相生3丁目8-9 甲斐108霊場
2番 金竟山 円成寺 聖観世音菩薩   (緑町) 円城寺とも、廃寺
3番 花鏡山 芳春院 観世音菩薩   (蔵田村) 廃寺、法泉寺(和田町2595)に移動
4番 長光山 心月院 釈迦如来 曹洞宗 甲府市中央5丁目8-30  
5番 円通山 慈光院 観世音菩薩   甲府市城東3丁目16-21 旧名 伊勢庵
6番 板垣山 無量院 善照寺 阿弥陀如来 浄土宗 甲府市善光寺1丁目13‐1  
7番 定額山 浄智院 善光寺 善光寺如来 浄土宗 甲府市善光寺3丁目36-1 甲斐善光寺、甲斐108霊場
8番 光明山 帰命院 阿弥陀如来 浄土宗 甲府市東光寺町2138  
9番 瑞雲山 二尊院 長禅寺 釈迦如来 臨済宗系単立 甲府市愛宕町208 甲斐108霊場、甲府5山
10番 如意山 広厳寺 薬師如来 真言宗智山派 (東光寺町) 廃寺
11番 慈雲山 龍華院   臨済宗妙心寺派 甲府市丸の内3丁目32-3  
12番 光明山 旭栖院 聖観世音菩薩 曹洞宗 甲府市宝1丁目2-9  
13番 久昌院 千手観世音菩薩 臨済宗 (横沢町) 廃寺
14番 横沢山 慶長院 釈迦如来 曹洞宗 甲府市朝日3丁目8-38  
15番 薬湧山 東明院 勢至菩薩   (元三日町) 廃寺
16番 水陽山 桃岳院 十一面観世音菩薩 臨済宗妙心寺派 甲府市美咲1丁目1-31  
17番 臨川山 法光寺 十一面観世音菩薩 臨済宗妙心寺派 甲府市朝日3丁目11-9 甲府山の手七福神
18番 快景山 東漸院 地蔵菩薩 臨済宗 (元三日町) 廃寺
19番 精白山 東勝院 如意輪観世音菩薩   (白木町) 廃寺
20番 好雨山 味雲院 聖観世音菩薩 曹洞宗 (手子町) 廃寺
21番 稲荷山 福寿院 聖観世音菩薩 曹洞宗 甲府市美咲2丁目10-31  
22番 功徳山 正念寺     (新紺屋町) 正念寺(元紺屋町114)?
23番 金光山 西昌院 勢至菩薩   甲府市武田3丁目4-37 廃寺、六角堂のみ
24番 平岡山 大翁院 准胝観世音菩薩   (広庭町) 廃寺
25番 鶴寿山 来福寺 准胝観世音菩薩   (元城屋町) 廃寺
26番 薬王山 宝珠院 千手観世音菩薩   (元城屋町) 廃寺
27番 与楽山 普済寺 千手観世音菩薩   (愛宕町) 廃寺
28番 長涌山 清泉寺 如意輪観世音菩薩 曹洞宗 甲府市愛宕町152  
29番 恵日山 永明院 聖観世音菩薩   (元紺屋町) 廃寺
30番 朝日山 東昌院 十一面観世音菩薩   (元紺屋町) 廃寺
31番 不動山 長谷寺 十一面観世音菩薩   (元紺屋町) 廃寺
32番 堅光山 瑞岩院 釈迦如来 曹洞宗 甲府市大手2丁目2-37  
33番 古城山 観音寺 観世音菩薩   (峯本村) 廃寺
34番 地徳山 清徳院 十一面観世音菩薩   (正永村) 廃寺

 

札番 御詠歌
1番 補陀洛の 法の教へや 住吉の 千代万代と 松風の音
2番 大慈悲の 恵みを受けて 自ずから 心の月も まどかなりけり
3番 明らけき 誓ひは花の 鏡山 映す衣も かぐわしき春
4番 皆人は 御手の蓮の 花に来て 迷ひも晴るる 心月いろ
5番 ひたすらに 大慈大悲と 頼む身は この世の身かは 来世安楽
6番 頼めただ この世後の世 善照寺 誓ひ隔てぬ 板垣の里
7番 月影も 普く光り 差す清水 深き誓ひの 寺の涼しさ
8番  
9番 ひとかたに 運ぶ歩みも 深川や まして二尊の 誓ひたのもし
10番 たらちねの 親につかえて 広厳寺 この世の外の 恵み漏らすな
11番 ありがたや 大慈大悲の 雲晴れて 御法に響く 龍の花寺
12番 迷ふ身の 心の闇路 辿り来て 旭輝く 住処にぞ入る
13番 南なる 補陀洛山の 主又 ここに久しく 昌えまします
14番 花の枝の たつ横沢の 山桜 いろ番菩薩装(あまねくすくうよそおい)
15番 我と呼ぶ 音に心の 霧晴れて 暗き旅路の 有明の月
16番 遥々と 水陽山に 辿り来て 仏の誓ひ 頼む後の世
17番 限りなき 法の光りや 長き世の 灯絶えぬ 庵なりけり
18番 せいはくの 東の山に 月出でて 西の空まで 照らす観音
19番 ひと筋に 願ふ心ぞ 如意輪の これや誠の 仏なるらん
20番 さしもぐさ 願ひの深き 誓ひにや 大悲の雲い 包む好雨
21番 現れて 帰らず宿に 稲荷山 梢の風も 説く法の聲
22番 迷ひぬる 心も法の 教へにて 我が正念の 仏ぞとなる
23番 六つの荷を 六角堂に 打ち捨てて 拝む手に取る 丸き宝を
24番 罪咎の もつれる峯は 高くとも 頼む仏の 平ぐる岡
25番 巡り来て 仏を三度 来福寺 祈る心は 限り知られず
26番 曇りなき 宝の珠の 寺に来て 人も心も 磨くなるらし
27番 何事も 心に叶ふ 普済寺や まして功徳の 有明の月
28番 水上の 清き泉の 寺なれば 祈る心に 月や澄むらん
29番 皆人の 心の水も 澄みなまし 向かう恵日の 光映らば
30番 朝日山 雲深かりし 罪咎も 聞こえ惜しまん 法の光りに
31番 願はくば 心の駒を 差し向けて 誰も仏の 道に長谷寺
32番 あしびきの 遠山寺の 鐘の音も 瑞岩院に 響く滝つ瀬
33番 海原や 弘き誓ひの 綱なれば もらさで救ふ 観世音かな
34番 照らされて 願ひは満つぞ 叶ひける 清き徳ある 院の光に