札所数 | 33(番号付き札所:33 客番・番外札所:0) |
別称 | |
関連霊場 | 北巨摩郡百観音霊場 |
公式情報・事務局 | |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 天保5(1834)年に御開帳された記録があるので、開創はそのときかあるいはそれ以前と推定される |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・開創年や開創者の詳細は不明。 ・山梨県内の観音霊場になる。 ・札所は廃寺、無住が多く、現在のところ霊場としての活動はしていない。 ・「塩川筋三十三観音霊場」と「逸見筋三十三観音霊場」と合わせて、北巨摩郡百観音霊場とされている。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2018年08月20日 更新:2018年08月20日 |
札番 | 山・院・寺号 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 大覚山 教慶寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 北杜市白州町上教来石441 | |
2番 | 教化山 来福寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 北杜市白州町下教来石685 | |
3番 | 鳳凰山 福昌寺 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 北杜市白州町鳥原3044 | |
4番 | 鳳凰山 福昌寺 観音堂 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 北杜市白州町鳥原3044 | 観音堂は現存せず |
5番 | 八花山 長光寺 | 曹洞宗 | 北杜市白州町白須小字前沢6788 | ||
6番 | 上野山 正福院 | 馬頭観世音菩薩 | (北杜市白州町白須1597) | 廃寺、若宮八幡神社の東の墓地内 | |
7番 | 白砂山 自元寺 | 曹洞宗 | 北杜市白州町白須小字白須上1364 | ||
8番 | 妙法山 蓮照寺 | 如意輪観世音菩薩 | 日蓮宗 | 北杜市白州町白須小字白須下422 | |
9番 | 貞安寺 | 馬頭観世音菩薩 | (北杜市白州町白須小字白須下324) | 真安寺(?)、廃寺、住所付近の墓地内 | |
10番 | 台ヶ原山 龍福寺 | 清水千年之尊像 | 曹洞宗 | 北杜市白州町台ヶ原2306 | |
11番 | 横手山 安福寺 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 北杜市白州町横手1999 | |
12番 | 三吹山 万休院 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 北杜市武川町三吹2915 | |
13番 | 牧原山 延宝禅院 |
馬頭観世音菩薩 准提観世音菩薩 |
曹洞宗 | 北杜市武川町牧原1391 | |
14番 | 補陀落山 円通院 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 北杜市武川村黒沢1506 |
墓地内にお堂のみ、高龍寺(山高2480)に合併 |
15番 | 海詠山 龍珠院 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 韮崎市円野町下円井2554 | |
16番 | 清水山 法雲寺 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 韮崎市円野町下円井2001 | |
17番 | 水上山 普門寺 | 聖観世音菩薩 | 韮崎市清哲町水上182付近 | 廃寺 | |
18番 | 小林山 大慈寺 | 如意輪観世音菩薩 | 曹洞宗 | 韮崎市神山町鍋山1681 | 墓地手前にお堂のみ |
19番 | 小曾根組 元観音堂 | 馬頭観世音菩薩 | 韮崎市旭町上條中割小字小曾根2126 | 公民館内 | |
20番 | 法水山 新光寺 | 観世音菩薩 | (韮崎市旭町上條中割小字小曾根2220) | 廃寺、住所付近の墓地内 | |
21番 | 清水山 観音寺 | 七観世音菩薩 | (韮崎市旭町上條中割小字鍛冶屋組1906) | 廃寺、公民館の場所 | |
22番 | 蕃竹山 大公寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 韮崎市旭町上條南割1961 | |
23番 | 塩沢山 善養院 | 聖観世音菩薩 | 南アルプス市塩前134 | 廃寺、祠のみ | |
24番 | 嵐城守山 善応寺 | 千手観世音菩薩 | 臨済宗 | 南アルプス市大嵐123 | |
25番 | 瀧沢山 善道院 | 千手観世音菩薩 | (南アルプス市須沢251) | 廃寺、オートキャンプ場入り口付近 | |
26番 | 楊柳山 清立寺 | 楊柳之観世音菩薩 | 韮崎市大草町下條西割858 | 清瀧寺(?)、廃寺 | |
27番 | 土橋山 福昌寺 | (韮崎市大草町下條中割279) | 廃寺、土橋家の裏 | ||
28番 | 冨向山 大聖寺 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 韮崎市龍岡町下條南割142 | |
29番 | 石宮山 宗源院 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 韮崎市龍岡町下條南割982 | |
30番 | 在冨山 宝寿院 | 如意輪観世音菩薩 | 曹洞宗 | (韮崎市竜岡町下條東割1241) |
墓地の場所、29番の管理、観音も29番へ移動 |
31番 | 安養山 永福寺 | 千手観世音菩薩 | 韮崎市大草町上條東割1147 | 廃寺 | |
32番 | 医王山 正福寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 韮崎市大草町若尾774 | |
33番 | 鳳凰山 願成寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 韮崎市神山町鍋山1111 | 甲斐108霊場 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | ただ頼め 教へ喜ぶ 此の寺の 法の鏡に 影を映して |
2番 | 来てみれば 菩薩もここに 来福寺 四方にたなびく 紫の雲 |
3番 | 鳳凰の 住むべき法の 庭なれば 無垢清浄の 光あまねし |
4番 | 花降りて 妙なる庭に 松風の 音もびんかの 島原のをと |
5番 | そこなはに 長く光る寺の月 迷ひの雲も 晴るる秋風 |
6番 | 参りつつ 菩提求めん 上野山 無明の谷に 迷ふ此の身を |
7番 | 白砂の 山より落つる 池の水 誓ひの春に 雪や溶けなん |
8番 | 千早降る 神も仏も 隔て無く 妙なる法の 山の端の月 |
9番 | 心から みさをも安き 法の月 たとへ濁りに 影映すとも |
10番 | ここもなを 蓮の台が 原なれば 参るも法の 道しるべかな |
11番 | 横手をも すぐに登らん 御堂坂 仏の誓ひ 杖と頼みて |
12番 | 末遠く とれば長き 松山に 越ゆるも安き 煩悩の波 |
13番 | 御誓ひに 命も延びる 宝院 菩提の種を まき原の山 |
14番 | 暗きより 暗きに迷ふ 黒澤も 恵みに照らせ 補陀山の月 |
15番 | おしなべて 福寿の海も 眺めけり 慈眼視衆生 波の立ち居も |
16番 | あらとふと 三嶽は法の 雲晴れて 誓ひを拝む 落る月影 |
17番 | 濁らじな 水上清き 只沢に 真如の月の 影を映して |
18番 | 安々と 誓ひの船に 法の海 大慈の寺に 参る身なれば |
19番 | 岩根山 登りて拝む 観世音 朝日はさへて 夕日輝く |
20番 | 伏し拝む 心新たに 光る寺 仏の教へ 懺悔滅罪 |
21番 | 誓ひには 枯れたる樹にも 花咲くと 聞くも妙なる 観音寺かな |
22番 | 大きみも 頼みをかけし 此の寺に 仏の誓ひ なお甘利村 |
23番 | かけまくも 道よし河原の 水清く 善養院は さしも草花 |
24番 | 見渡せば ここも善応 諸法所と 四方の景色を 法の姿に |
25番 | 瀧沢の 山より出づる 法の水 結ぶ手ごとに 露ぞ浮める |
26番 | 名も高き 御山の柳 いと長き 結びやと見ん 後の世の縁 |
27番 | 仮の世に いつも町屋の 福昌寺 とく来て彼の世 菩提を |
28番 | 雲晴れて 朝日夕日の 大聖寺 仏の光 頼むこの身を |
29番 | 名にも似ず 石宮山を 来て見れば 浮かむも安き 道芝の露 |
30番 | 伏し拝む 心の種は 宝寿院 まさか長者の 花や咲くらん |
31番 | 罪咎の 雲は人目に 堤村 散華の風に 晴るる月影 |
32番 | 老いたるも 若きも共に 煩悩の 苦しみ救ふ 医王山とや |
33番 |
元よりも 願ひ成るとの 寺なれば 頼む心を よもや漏らさじ 巡り来て 我が罪咎の 笈摺は 其の功徳 池の蓮ならまし 人の花 仏の御徳 なるものを 知らで知り行く はたの惜しさよ |