札所数 | 33(番号付き札所:33 客番・番外札所:0) |
別称 | 伊勢准西国三十三ヶ所観音霊場、松阪三十三ヶ所霊場 |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・文字通り松阪近所と言うか、市内に札所を持つ観音菩薩巡拝の霊場。 ・廃仏毀釈の際に、かなりの数の札所が廃寺になった。 ・引き継がれた寺院もあるが、現状は霊場としての活動が見られない。 ・一覧と御詠歌は、松阪市史第8巻史料編地誌-1勢国見聞集によった。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2020年02月12日 更新:2020年03月01日 |
札番 | 山・院・寺号 | 御本尊 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 岡寺山 継松寺 | 如意輪観世音菩薩 | 如意輪観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 松阪市中町1952 | 岡寺観音、三重88霊場、伊勢西国33観音 |
2番 | 観音寺 | 十一面観世音菩薩 | 天台宗 | 松阪市石津町54-2 | 廃寺、石津公会堂 | |
3番 | 亀齢山 海上院 最勝寺 | 阿弥陀如来 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 松阪市大口町1284 | |
4番 | 大慈山 正眼院 | 釈迦如来 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市西黒部町805 | |
5番 | 育王山 安養院 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市下七見町118 | |
6番 | 寂光山 仏性寺 | 阿弥陀如来 | 十一面観世音菩薩 | 天台真盛宗 | 松阪市大津町573 | 大津公会堂の敷地内、松阪24地蔵 |
7番 | 一立山 浄信院 常教寺 | 阿弥陀如来 | 千手観世音菩薩 | 真宗高田派 | 松阪市白粉町465 | |
8番 | 菊水山 法寿寺 | 聖観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市大黒田町329 | 菊水観音 |
9番 | 福聚山 普門院 裹寺 | 千手観世音菩薩 | 千手観世音菩薩 | 天台宗 | 松阪市駅部田町1428 | 裹(つつみ)と読む、地域管理 |
10番 | 両竜山 清安院 妙楽寺 | 阿弥陀如来 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 松阪市山室町1374 | |
11番 | 福寿山 九蓮寺 | 阿弥陀如来 | 千手観世音菩薩 | 浄土宗鎮西派 | 松阪市笹川町1451 | |
12番 | 安住山 不動寺 | 阿弥陀如来 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 松阪市笹川町737 | |
13番 | 林照山 観音寺 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 真宗高田派 | 松阪市西野町1426 | |
14番 | 海潮山 妙音院 宝福寺 | 阿弥陀如来 | 如意輪観世音菩薩 | 天台真盛宗 | 松阪市西野町781 | |
15番 | 福寿山 無量寺 | 阿弥陀如来 | 千手観世音菩薩 | 浄土宗 | 松阪市西野町1250 | |
16番 | 岡崎山 東禅寺 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 松阪市藤之木町119 | 藤之木集落センター隣接 |
17番 | 英田山 宝蔵寺 | 阿弥陀如来 | 十一面観世音菩薩 | 古義真言宗 | 松阪市阿形町386 | 苦抜観音、阿形集会所 |
18番 | 竜沢山 太福寺 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市田牧町133 | |
19番 | 貴光山 安楽寺 | 十一面観世音菩薩 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市井村町5-1 | 南勢准四国88霊場 |
20番 | 宝池山 極楽院 浄泉寺 | 阿弥陀如来 | 如意輪観世音菩薩 | 天台真盛宗 | 松阪市船江町549 | 松阪24地蔵 |
21番 | 白光山 長照寺 | 阿弥陀如来 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市曲町648 | |
22番 | 大乗山 法蔵寺 | 釈迦如来 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市深長町602 | |
23番 | 孤峰山 浄土院 横瀧寺 | 阿弥陀如来 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 松阪市伊勢寺町1649 | |
24番 | 亀甲山 青龍寺 | 阿弥陀如来 | 如意輪観世音菩薩 | 浄土宗 | 松阪市野村町568 | |
25番 | 医王山 真楽寺 | 薬師如来 | 真言宗御室派 | 松阪市美濃田町897-1 | 美濃田大仏、三重88霊場 | |
26番 | 光徳寺 観音堂(水月堂) | 千手観世音菩薩 | 真言宗 | 松阪市小阿坂町555 | ||
27番 | 観音寺 | 曹洞宗 | (大阿坂村) | 廃寺、下記に移動、大阿坂農村公園の場所 | ||
正法山 浄眼寺 | 釈迦如来 | 曹洞宗 | 松阪市大阿坂町1180 | |||
28番 | 吉祥山 大乗院 円光寺 | 阿弥陀如来 | 千手観世音菩薩 | 真宗高田派 | 松阪市嬉野上野町1072-1 | |
29番 | 金光山 最勝寺 | 釈迦如来 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市嬉野黒野町1890 | |
30番 | 護法山 神楽寺 | 釈迦如来 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市市場庄町575-1 | |
31番 | 福聚山 海禅寺 | 釈迦如来 | 梅花観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市松崎浦町682 | 三重梅花100観音 |
32番 | 敬白山 普門院 瑞龍寺 | 阿弥陀如来 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗鎮西派 | (久米村) | 久太寺と合併し33番へ、32番は下記に移動 |
青龍山 常福寺 | 薬師如来 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 松阪市中ノ庄1414 | ||
33番 | 慈眼山 寿栄院 柳福寺 | 阿弥陀如来 | 十一面観世音菩薩 | 浄土宗鎮西派 | 松阪市久米町1342 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 諸人の 願ひをかけて 岡寺は 心の如く 叶わぬはなし |
2番 | 水上は いづくなるらん 石津川 大悲の誓ひ 深き恵みぞ |
3番 | 願ひぬる 誓ひのほどの 深ければ 大口浦に 寄る沖つ舟 |
4番 | 大慈悲の 深き恵みの 光りにて うろくずまでも うかみこそすれ |
5番 | たのめるを 六つの巷の苦しみを すくふ七見の 寺の御仏 |
6番 | たのみよる 人は幾千代 万福寺 あはれ誓ひの 恵みもらすな |
7番 | 罪咎は ただ露ほど をかすなよ 常のをしへに 心任せて |
8番 | 皆人の 誓ひを守る 慈福寺は なを後の世も たのもしきかな |
9番 | 次の世も 今も恵みに かかる身の 後のむまれも 御手をもらすな |
10番 | 音に聞く 天の空なる妙楽寺 心にかかる 雲霧もなし |
11番 | 結ぶから 清き流れの 寺井川 大悲の御影 写してぞ見る |
12番 | 茜差す 光りいざよふ 桜花 紫雲のかかる 山村の里 |
13番 | 後の世に 我れをいざなへ 眺めやる 西の林を 照らす夜の月 |
14番 | 迷ひをも 照らすしるしの 現われて 流れに浮かぶ 秋の夜の月 |
15番 | 計りなき 誓ひのほどの 深ければ 流れも尽きぬ 谷川の水 |
16番 | 咲きかかる 藤の木ごとを 眺むれば 光りあやしき 紫の雲 |
17番 | 世の中の かずわ尽くせる 宝寺 菩提の道に 優るるはなし |
18番 | 春の日の 光りのどけき 小松原 大悲の影を 思ふ後の世 |
19番 | 頼めただ 光り尊とき 御仏に 後の世までも 安楽の寺 |
20番 | 誓願に 延ぶる命の あるからに この世はなをも 頼みぬるかな |
21番 | 蓮より むまるることを 教へてや 後の世長く 照らす御仏 |
22番 | 繁りぬる 森の下なる 真清水の 澄める心は 汲みてこそ知れ |
23番 | 大慈悲の 深き恵みの しるしにや 汲めども尽きぬ いさら井の水 |
24番 | 分け行けば 野村の里の 霧晴れて 心の月も 影ぞさやけき |
25番 | 池の表に 心の水は 漂だゆれば 森の陰より 月満つるなり |
26番 | 恵みある 慈悲の心を 頼めただ 光りの徳に 当たらぬはなし |
27番 | 阿坂山 浅くは人を 思はぬに 後の世までは 我を頼めよ |
28番 | 大空を まどかに照らす 光さへ 夕べは西に 傾ぶきにけり |
29番 | 涼しさの 並ぶ林の 宝山 西は優ぐるる 国とこそ聞け |
30番 | 千早ぶる 神の御寺と 聞くからに 後の世までも 思ひこそすれ |
31番 | 鐘響く 寺の御法の 声添へて 発つぞなくなる 松崎の浦 |
32番 | あな尊うと 立てし誓ひに 従へば 願ひは満つる 心なりけり |
33番 | あまねくも 照らす大悲の 光にて 六つの道まで 救ふとぞ聞く |