★島根札三十三ヶ所観音霊場

札所数 33(番号付き札所:33  客番・番外札所:0)
別称 嶋根札観音霊場、島根札三十三番札所
関連霊場  
公式情報・事務局  
御開帳情報  
開創年・開創者  
縁起・由緒・開創経緯  
備考

・島根県松江市内の観音霊場。

・看板や案内板などが残っている札所もある。

・巡礼者の納め札も札所に多く貼られているケースも見られる。

・ただし、霊場としての活動はしていない。

情報掲載日・更新日 公開:2022年09月17日  更新:2022年09月17日

 

札番 山・院・寺号 霊場御本尊 宗派 住所 備考
1番 尊照山 千手院 千手観世音菩薩 高野山真言宗 松江市石橋町385 出雲13仏
2番 安楽寺 十一面観世音菩薩   (石橋町200) 廃寺、現 北霊苑
3番 福寿山 極楽寺 如意輪観世音菩薩 曹洞宗 松江市菅田町238  
4番 福寿山 極楽寺 観音堂   曹洞宗 松江市菅田町238 3番の境内
5番 川崎観音堂 十一面観世音菩薩   松江市西川津町586  
6番 薮の内観音堂 馬頭観世音菩薩   松江市西川津町480  
7番 山崎庵     松江市西川津町3102  
8番 詠柳山 霊感寺 聖観世音菩薩 真言宗単立 松江市西川津町1321  
9番 詠柳山 霊感寺 円通堂 如意輪観世音菩薩 真言宗単立 松江市西川津町1321  
10番 詠柳山 霊感寺 松楽堂   真言宗単立 松江市西川津町1321 松の木観音
11番 那智山 神宮寺     松江市西川津町 推恵神社(西川津町2606)の東50mほど
12番 海潮庵 聖観世音菩薩   松江市西川津町2322  
13番 舟見堂     松江市西川津町2272  
14番 高称寺 聖観世音菩薩   松江市西尾町246  
15番 宝光山 瑠璃光院 常念寺 聖観世音菩薩 浄土宗 松江市西尾町576  
16番 向茂道名所 如意輪観世音菩薩   松江市西尾町576 15番の観音堂
17番 鍛冶屋崎観音堂 如意輪観世音菩薩   松江市西尾町512  
18番 本覚寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 松江市上東川津町437  
19番 多賀山 西宗寺 観世音菩薩 浄土真宗本願寺派 松江市上東川津町845 よしだ観音堂
20番 井ノ森堂     松江市東持田町146-3 東持田集会所
21番 英月堂 穴観世音菩薩   松江市東持田町 加佐奈子神社(東持田町262)の北東150mほど
22番 宝龍山 洞泉寺 日吉堂 聖観世音菩薩 曹洞宗 松江市西持田町997  
23番 月照山 小倉寺 十一面観世音菩薩   (西持田町小倉) 廃寺、下記(1番)に移動
  尊照山 千手院 観音閣 十一面観世音菩薩 高野山真言宗 松江市石橋町385 出雲33観音
24番 白龍山 常福寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 松江市法吉町258  
25番 伊吹堂 聖観世音菩薩   松江市法吉町566 法吉団地緑地内
26番 水月堂

聖観世音菩薩

如意輪観世音菩薩

  松江市春日町69  
27番 履崎観音堂 聖観世音菩薩   松江市春日町408  
28番 円照庵(円照寺)     松江市比津町259  
29番 越崎観音堂 観世音菩薩     廃堂、30番に移動
30番 万年山 龍雲寺 聖観世音菩薩 曹洞宗 松江市黒田町228  
31番 珍松堂 観世音菩薩     廃堂、30番に移動
32番 龍徳寺 十一面観世音菩薩 曹洞宗 松江市国屋町326  
33番 神護山 天倫寺 道来庵 聖観世音菩薩 臨済宗妙心寺派 松江市堂形町589 松江33観音

 

札番 御詠歌
1番 迷うべき 心の闇も 晴れよとや 照らす御法の 光り頼もし
2番 朝な夕な 心も安く 楽しみも 月の御寺に 鐘響くなり
3番 身に重き 罪も逃れて 極楽に 行くや仏の 誓いなるらん
4番 ひらすらに 導き給い 観世音 願う心の 真ありなば
5番 川崎の 山を登れば 鐘の音に 寺ある方と 伏し眺むべし
6番 頼めただ 露の憂き身も 後の世を 救う仏の 深き恵みを
7番 浮き雲は 嵐に晴れて 山崎の 御堂に清き 月の映ろう
8番 御仏を 頼む心の 深ければ 導き給え 弥陀の浄土へ
9番 月影も まどかに通う 堂なれば 詣でぬとも 迷わざるらん
10番 種あって ぜんごん深き 人はただ 花の恵みを 成すぞ嬉しき
11番 常にただ 守り給えし 神宮寺 この世よります 罪や逃れん
12番 花も今 開くと染めの 寺に来て 袖にあやしき かぞに終えける
13番 巡り来て 上る御山の 麓川 寄するや法の 御舟なるらむ
14番 願えおく 心も深き つぼだにも 尋ねてここに 寺詣でする
15番 後の世の 導き給え 寺の名の 常に念じて 頼む身なれば
16番 尋ね来て 頼む誓いを 常念寺 深き御法の しるしありてや
17番 世の塵を あろうとぞ見る 鍛冶屋崎 岩間の滝の 清き流れを
18番 この世より 導き給え 本覚寺 悟りの法と いざ知らぬ身も
19番 後の世も ただよしかれと ひたすらに 願う心の 深き身なれば
20番 浮き雲は 払え尽くして 浮く露に 空行く月の 宿る井の森
21番 月も日も 差さじと思う 岩屋にも 参れば花の 台なりけり
22番 露深み 濡れし山路も 分け行きて 日吉の寺に 袖や干すらん
23番 木々は皆 染めも残さぬ 小倉寺 光りを添えて 月さやかなり / 月影も 小倉の山の ひとしおの 花も紅葉も 心あるらん
24番 ひたすらに 願いおきては 何事も なるぞ頼もし ここの御寺は
25番 来てみれば 涼しき風の 伊吹山 迷いの空も さぞはろうらん
26番 川浪の 流れも清き 寺の外 真如の月の 影ぞ移ろう
27番 補陀洛や ただ身のためと 履崎へ 参る心は いつも変わらぬ
28番 まどかなる 月は御堂に 影差して 花も躑躅も 照り勝るらん
29番 後の世に 誓いを頼め 違いなく 恵みもいとど 深き観音
30番 明け暮れに 命のほども 万世と 仏の恵み 頼まざらめや
31番 遥々と 珍松堂へ 周り来て 仏の誓い 頼む諸人
32番 仰げただ 重き罪をも ぬがるべき 御法とてある 心の御寺を
33番 安らえと 巡りてここに 道来庵 納むる札は 万世のため