札所数 | 39(番号付き札所:33 客番・番外札所:6) |
別称 | |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | 伊勢西国三十三所霊場会(http://isekannon.jp/) |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 開創年は不明、平成18(2006)年に再編 |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・小野篁(802~853年)が、平安時代前期に巡拝したとの記録がある。 ・何度かの札所統合、異動を経て、平成18年(2006年)に再編された札所が現行となっている。 ・番外2ヶ所の他に、4ヶ所の元札所も公式に名を連ねている。 ・御本尊名が印刷された、霊場専用の御朱印帳が用意されている。 ・霊場会が主催して、何度かに分けて結願を目指す公式巡礼ツアーがある。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2014年10月20日 更新:2020年06月24日 |
札番 | 山・院・寺号 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 潮音山 太江寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗醍醐派 | 伊勢市二見町江 | 三重四国88霊場 |
2番 | 勝宝山 兜率院 金剛證寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗南禅寺派 | 伊勢市朝熊町 | 日本三大虚空蔵菩薩 |
3番 | 龍池山 松尾観音寺 | 十一面観世音菩薩 | 単立 | 伊勢市楠部町 | 龍神伝説 |
4番 | 富向山 田宮寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗 | 度会郡玉城町田宮寺 | 無住 |
5番 | 神護峯 中山寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 伊勢市勢田町 | |
6番 | 慈眼山 観音院 金胎寺 | 千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 鳥羽市鳥羽 | 中ノ郷観音 |
7番 | 仏性山 称樹院 宝林寺 | 十一面観世音菩薩 | 浄土宗 | 伊勢市御薗町小林 | 小林観音 |
8番 | 岡寺山 如意輪院 継松寺 | 如意輪観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 松阪市中町 | 岡寺観音、三重四国88霊場、東海36不動 |
9番 | 無量山 千福寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗山階派 | 多気郡大台町柳原 | |
元9番 | 涌福智山 国束寺 | 十一面観世音菩薩 | 和宗 | 度会郡度会町平生 | |
10番 | 摩尼山 金剛座寺 | 如意輪観世音菩薩 | 天台宗修験道法流 | 多気郡多気町神坂 | |
11番 | 丹生山 近長谷寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗山階派 | 多気郡多気町長谷 | 三重四国88霊場 |
12番 | 丹生山 成就院 神宮寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗山階派 | 多気郡多気町丹生 |
女人高野、丹生大師、三重四国88霊場 西国49薬師、東海36不動 |
13番 | 青瀧山 千手院 賢明寺 | 千手観世音菩薩 | 天台宗山門派 | 津市久居元町 | |
14番 | 恵日山 観音寺 | 聖観世音菩薩 | 真言宗醍醐派 | 津市大門 |
津観音、三重四国88霊場 真盛上人25霊場、伊勢の津七福神 |
15番 | 近田山 長谷寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗相国寺派 | 津市片田長谷町 | |
16番 | 白山 密蔵院 | 千手観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 津市大谷町 | 三重四国88霊場 |
17番 | 馬宝山 蓮光院 初馬寺 | 馬頭観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 津市栄町 | 三重四国88霊場、伊勢の津七福神 |
18番 | 泰平山 府南寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 鈴鹿市国府町 | 国府の観音とも、上寺の観音 |
19番 | 白子山 観音寺 | 白衣観世音菩薩(子安観音) | 高野山真言宗 | 鈴鹿市寺家 | 子安観音寺、三重四国88霊場 |
元19番 | 榊宮山 文定院 蓮光寺 | 十一面観世音菩薩 | 天台真盛宗 | 亀山市阿野田町 | |
20番 | 金井山 林光寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 鈴鹿市神戸 | えんま寺、三重四国88霊場 |
21番 | 日照山 円福寺 | 十一面観世音菩薩 | 黄檗宗真光派 | 亀山市住山町 | |
22番 | 清涼山 宗徳寺 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 亀山市両尾町 | 内山観音 |
23番 | 鶏足山 野登寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗 | 亀山市安坂山町 | 三重四国88霊場 |
24番 | 荒神山 観音寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗 | 鈴鹿市高塚町 | 荒神山観音、三重四国88霊場、伊勢七福神 |
25番 | 補陀洛山 勅願院 観音寺 | 如意輪観世音菩薩 | 浄土宗鎮西派 | 四日市市六呂見町 | 日本唯一の四足八鳥(ろくろみ)観音 |
元25番 | 尾高山 引接寺 観音堂 | 十一面千手観世音菩薩 | 浄土宗鎮西派 | 三重郡菰野町杉谷尾高 | お堂のみ、元26番慈眼寺の管理 |
26番 | 垂坂山 観音寺 | 千手観世音菩薩 | 天台宗 | 四日市市垂坂町 | 東海近畿35地蔵、東海49薬師、垂坂山大師 |
元26番 | 杉谷観音山 慈眼寺 | 十一面観世音菩薩 | 浄土宗鎮西派 | 三重郡菰野町杉谷 | |
27番 | 富田山 長興寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 四日市市富田 | |
28番 | 龍王山 宝性寺 | 十一面観世音菩薩 | 単立 | 四日市市蒔田 | 無住 |
29番 | 鳴谷山 聖宝寺 | 十一面千手観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | いなべ市藤原町坂本 | |
30番 | 星川山 多門院 安渡寺 | 聖観世音菩薩 | 単立 | 桑名市星川 | |
31番 | 走井山 勧学寺 | 千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 桑名市矢田 | 番外大福田寺の管理 |
32番 | 雨尾山 味光院 飛鳥寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗東寺派 | 桑名市下深谷部 | |
33番 | 多度山 法雲寺 多度観音堂 |
十一面観世音菩薩 千手観世音菩薩 |
真言宗 | 桑名市多度町多度山下 | 多度大社の管理、お堂のみ |
番外1 | 青峯山 正福寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 鳥羽市松尾町 |
東海近畿35地蔵、東海36不動 三重四国88霊場、嵯峨御所 |
番外2 | 神宝山 法皇院 大福田寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 桑名市東方 | 三重四国88霊場、伊勢七福神 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 江寺なる 仏の誓い 深き海 二見の浦に 見ゆる立石 |
2番 | 朝熊山 上りて見れば 極楽の 是ぞ誠の 浄土成るらん |
3番 | 松の尾や 光あまねき 二つ池 大慈大悲の 誓とどまる |
4番 | 田宮寺や 神も仏も ひとつなれは わきておかすぬ かたちたになし |
5番 | 御仏の 導き給もう 法の道 歩みを運べ 中山の寺 |
6番 | 伊勢志摩の 鳥羽の浦輪の 御仏は 慈眼も高き 千手観音 |
7番 | 月よみの 森の下なる 寺見れば 花降りかかる 春の曙 |
8番 | 松の音に 昔を偲ぶ たたずまい 祈りの煙 今日もたなびく |
9番 | あら尊と 手引給える 観世音 貴き賤しき 人を選ばず |
元9番 | 神代より 国を束ねる 寺なれば 福智を涌かす 仏なりけり |
10番 | 昔より 菩提の樹 それながら 出でし仏の 影ぞ残れる |
11番 | 大和なる 長谷の寺も これと又 同じ御法の 道にこそゆけ |
12番 | 千早ふる 神の御寺と 聞くからに 後の世迄も 頼しの身や |
13番 | 漏らさじと 誓いの海の 広ければ 入りぬる人は 悟らぬはなし |
14番 | 伊勢の海 清き渚に 船うけて あひあふ君を あふぐ此寺 |
15番 | 幾度も 参る思ひは 初瀬寺 心も清き 谷川の水 |
16番 | 花山の 峰におさむる 観世音 二世の願いを 頼むなるらん |
17番 | 駒いばう 宝の山は 春ごとに 尚繁り添う 行相いの松 |
18番 | 色付くや 上寺山の 峯の松 風音して 秋を報せん |
19番 | 漏らさじと たつる仏の 誓ひとて つづみの浦に 鳴る浪の音 |
元19番 | 降りつつや ここは阿野田の 幡間谷 尋ね行くてふ 山寺の道 |
20番 | かない山 木の間とびくろ 蛍火は 野間の林に 光とどむる |
21番 | 遥々と 住山寺へ 分け入れば 仏の恵み 深き谷川 |
22番 | 詣で来る 人の祈りを 叶へんと 千手の誓い 深きうち山 |
23番 | 野を上る 寺こそ是よ 鶏の 朝の声は 法の言の葉 |
24番 | 里遠き こうぢが山の 紅葉ばも 観音大悲の 光とぞ見る |
25番 | |
元25番 | 分け上る 高の峯に 雲晴れて 匂ふ朝日の 影ぞさやけき |
26番 | 祈りなば 誰も願ひの 垂る坂を 一人の上ると 人ぞ思ふな |
元26番 | 杉まねく 峯の嵐や 谷川の 音もあまねき 御法なるらん |
27番 | 磯の風 仏の御声 囁きて 富田の里に 光り輝く |
28番 | 東雲の 光を仰ぐ 宝性の 千歳の炎 深き恵みを |
29番 | 迷ひ路の 便りともなる 谷なれば 入ぬる人の 悟らぬもなし |
30番 | 天津星 川瀬に影の 映る夜は やすの渡りと 見ゆるものかな |
31番 | 走り出でて 沖を遙に 詠むれば いつも絶えせぬ 松風の音 |
32番 | 雨の尾の 嵐の風は しげけれど 雲井はるかに 鳥ぞ飛来る |
33番 | 今までは 親と頼みし 笈摺を 脱ぎて納むる わしのくらにて |
番外1 | 慈悲の海 深き誓いのたのもしき 青峯山に 参る身なれば |
番外2 |