札所数 | 35(番号付き札所:35 客番・番外札所:0) |
別称 | 上総国伊南薬師順礼三拾五番 |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・千葉県いすみ市を中心とする薬師如来霊場。 ・開創に関して不明なので、札所数がなぜ35ヶ所なのかもわからない。 ・廃寺、現状不明の札所も多く、霊場としての活動はしていない。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2022年09月12日 更新:2023年08月11日 |
札番 | 山・院・寺号 | 御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 来光山 龍光寺 塩田観音堂 | 十一面観世音菩薩 | いすみ市深堀147 | ||
2番 | 薬師堂 | (小浜村) | |||
3番 | 長久寺 | (小浜村) | 廃寺 | ||
4番 | 龍光寺 | (小浜村渋田) | |||
5番 | 龍谷山 東光寺 | 曹洞宗 | いすみ市大原6959 | ||
6番 | 延命山 東栄寺 | 薬師如来 | 天台宗 | いすみ市大原860 | |
7番 | 守光山 金光寺 | 阿弥陀如来 | 天台宗 | いすみ市大原3828 | |
8番 | 岩井山 長岡寺 | 天台宗 | いすみ市小沢448 | ||
9番 | 薬王寺 | 阿弥陀如来 | 天台宗 | いすみ市小池1257 | |
10番 | 海前寺 | (岩和田村) | 廃寺 | ||
11番 | 金龍寺 | (新久井村) | 廃寺 | ||
12番 | 金行寺 | (三島村) | 廃寺 | ||
13番 | 安竈寺 | 曹洞宗 | いすみ市上布施584-2 | ||
14番 | 医王寺 | (硯村) | 廃寺 | ||
15番 | 薬師寺 | 天台宗 | いすみ市長志1097 | ||
16番 | 瀧音寺 | (山田村) | 廃寺 | ||
17番 | 医王寺 | (山田村) | 廃寺 | ||
18番 | 薬師堂 | (山田村) | |||
19番 | 円蔵寺 | (山田村) | 廃寺 | ||
20番 | 生嶋山 神宮寺 西照院 | 天台宗 | いすみ市新田野1002 | ||
21番 | 荘厳寺 | (高谷村) | 廃寺 | ||
22番 | 西明寺 | (鴨根村) | 廃寺 | ||
23番 | 慈雲寺 | (嘉谷村) | 廃寺 | ||
24番 | 岩塚 | (万木村) | |||
25番 | 瑠璃山 薬王院 三光寺 | 阿弥陀如来 | 天台宗 | いすみ市万木1111 | 外房七福神、上総34薬師 |
26番 | 医王寺 | (中瀧村) | |||
27番 | 願王山 薬師寺 | 天台宗 | いすみ市岬町押日1664 | ||
28番 | 永照山 薬王院 真福寺 | 天台宗 | いすみ市岬町中滝2750 | ||
29番 | 薬師堂 | (臼井村小沼) | |||
30番 | 光明山 安楽院 西善寺 | 阿弥陀如来 | 天台宗 | いすみ市岬町三門1132 | 外房七福神、上総34薬師 |
31番 | 日在寺(金毘羅堂) | 天台宗 | いすみ市岬町江場土1897 | ||
32番 | 薬王山 海蔵寺 | 薬師如来 | 天台宗 | いすみ市日在1684 | |
33番 | 浄福寺 | (新田新田谷) | 廃寺 | ||
34番 | 釈迦谷寺 | (釈迦谷村) | 廃寺 | ||
35番 | 常楽寺 | (釈迦谷村) | 廃寺 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 三悪の くけんをすくふ 龍光寺 衆病悉除の 誓ひたのもし |
2番 | 南無薬師 誓ひを浜の より◆◆◆ 名を数々の 利益なりけり |
3番 | ありがたや 世も長久の 誓ひかや 菩提の道に 入相の鐘 |
4番 | 世を救ふ 瑠璃の仏の 光りこそ いたらぬくまも なき世なりけり |
5番 | 瑠璃世かひ ここに拝むや 東光寺 心を寄せて 二世を祈らん |
6番 | 南無薬師 祈る印や この山に 命をのふと 聞くぞ楽しき |
7番 | 極楽は よそにはあらじ そうしきの 国土を照らす 金光寺かな |
8番 | 諸々の 病を救ふ 施薬院 大悲のくわんぞ あらたなりけり |
9番 | 溜まり壺 妙なる光 薬王寺 拝むその身は くそく円満 |
10番 | 南無仏と 頼む仏は 岩和田の 岸打つ波も 法の音かな |
11番 | 新久井の 水は薬の いわうさん 不老不識の 御影なりけり |
12番 | 御仏の 恵む印を 見しまむら 薬の山に あとを尋ねて |
13番 | 行渡世も おしかへし見よ 桜山 御法の花は 色は変わらじ |
14番 | 稲妻の 光りの間にも 三仏を 頼む心は 捨てぬ誓ひぞ |
15番 | 西へ入 月もはしめは 東より 出る薬師の 光りとも見よ |
16番 | 山田なる おとはの滝の 白岩の 結ぶ誓ひの 流れ久しき |
17番 | 山田もる そほつ身とも なかるへし 高野に迷ふ 人を救はば |
18番 | 野をも過ぎ 山谷行は 雨の空 天徳寺より 晴るる夕立 |
19番 | 満徳の 諸願もかのふ 円徳寺 誓ひも深き 谷川の音 |
20番 | いつまでか 生嶋山に 跡たれて ちりに交わる 神の宮寺 |
21番 | 三仏の 誓ひの高き しるしかや 旗立て山に かさる御寺は |
22番 | 行くれて ひとりかもねに やとるとも 頼む仏の 道は迷はじ |
23番 | 世もすがら きよふかやのに 雲晴れて 大悲の御手に すかる慈雲寺 |
24番 | 争ひし そのもののふは 跡も無し 誓いはかやき 岩の三仏 |
25番 | 女人には 五せうの罪も 三光の へんぜう男子 誓ひたのもし |
26番 | 露深く 浮き世の道を 踏み分けて 五濁の閼伽を すすぐ中瀧 |
27番 | 願王と 聞けば諸願も 成就せん 名を頼み有 誓ひ薬師寺 |
28番 | 三仏の 誓ひの深さ 下し見よ 四堰にたまる 水の鏡に |
29番 | 瑠璃世界 爰にうつすや 薬師堂 小沼の蓮 絶へる間もなし |
30番 | 後の世を 願ふ心は ますくとも 仏の誓ひ あつき光明 |
31番 | 出づる日も 入る日も爰に 有かたや 頼む薬師の 光りますます |
32番 | 知恵の海 深き宝も 爰よりや いつるひやりの 浜のまさごう |
33番 | 濁るとも 心の内の 澄みわけり 誓ひも深き まん沢の根 |
34番 | 其昔は 幾く世経ぬらん 釈迦谷の 峯の嵐も しかりしつそう |
35番 |
万世の 願を頼む しやうちく寺 いちちくならず 法のやまきを 有難や 法のかたみの おひつるを 願いも満ちて けふに収まる |