★奥の細道百ヶ所霊場と伊勢詣り

・俳人、松尾芭蕉の足跡を辿る奥の細道百ヶ所霊場。

・昭和60年3月に「みちのく路三十三ヶ所霊場」が、仏教文化振興会の創立5周年記念として企画・選定された。

・札所が33ヶ所ではあるが、観音菩薩霊場の色合いはまったくない。

・関東路、みちのく路、越後・北陸路の寺社99ヶ所に、特別霊場として伊勢神宮を加えた合計100ヶ所から成る寺社混在の霊場になる。

・全行程600里（およそ2,340km）になっている。

・霊場札所の選定は、「みちのく路→越後・北陸路＋伊勢→関東路」の順のようだ。

・昭和62年1月15日に、みちのく路の霊場PR誌が出て好評となり、越後・北陸路と関東路が選定された流れ。

・越後・北陸路と関東路のガイドブックの発行は、昭和62年6月10日となっている。

・関東路霊場の第4番札所は、ガイドブックにも記載がなく欠番の模様（理由は不明）。

・巡礼としての霊場と言うより、観光客を誘致するための選定要素が強い。

・様々な観光協会やツアー会社が後援として名を連ねている。そのため、ガイドブックは企業の広告が多く載っている。

・現在、霊場としては完全に忘れ去られていて、活動はしていない。

・また、開創に関わった仏教文化振興会も解散しており、まとめ役の寺社も存在しない。

出羽三山神社

 ・月山神社

 ・出羽神社

 ・湯殿山神社

月：月読命

出：伊氐波神・稲倉魂命

湯：大山祇神・大己貴命・少彦名命

月：山形県東田川郡庄内町

出：山形県鶴岡市羽黒町

湯：山形県鶴岡市田麦俣

酒田大仏、庄内33観音

庄内平和100観音

内宮：天照坐皇大御神

外宮：豊受大御神

内宮：三重県伊勢市宇治館町

外宮：三重県伊勢市豊川町