★弘法大師 荒綾八十八ヶ所霊場

・現在の足立区と葛飾区を中心に、札所が点在する弘法大師霊場。

・開創者は不明である。

・葛飾区史によると、明治44年に「荒川二十一ヶ所霊場」と「綾瀬二十一ヶ所霊場」を元に開創されたようだ。

・時を同じくした荒川放水路の開削工事の影響で、霊場巡拝が根付かなかったと言われている。

・残っている石碑には、「荒綾八十八ヶ所霊場」、「荒川綾瀬八十八ヶ所霊場」いずれの表記も見られる。

・もっと大雑把に、「荒川綾瀬辺八十八ヶ所霊場」とされている場合もある。

・「荒綾」は、「こうりょう」と読む。

・独自の御詠歌は無く、四国霊場（本四国）札所の御詠歌が詠われる。

・無住、堂宇のみ、廃寺、札所の異動なども多い。

・番外札所や掛番札所が複数あるようだが、資料によって記載が異なる。

・札所寺院は、必ずしも真言宗とは限らない。

・霊場としては、現在のところまったく活動をしていない。

十一面観世音菩薩

弘法大師

西新井大師、関東88霊場、関東36不動

東国花の100寺