札所数 | 34(番号付き札所:33 客番・番外札所:1) |
別称 | |
関連霊場 | 若狭国三十三ヶ所観音霊場 |
公式情報・事務局 | 若狭観音霊場会(https://wakasakannonreijyoukai.jp/) |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 昭和57(1982)年11月 |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・福井県の若狭地方(嶺南)に点在する札所から成る観音霊場。 ・特別霊場1ヶ寺を加えた、34ヶ寺で構成されている。 ・「若狭国三十三ヶ所観音霊場」が前身にあたる(のか?)。 ・無住、他寺管理も複数あるので、個人巡拝だと難しい点もある。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2014年07月15日 更新:2021年10月27日 |
札番 | 山・院・寺号 | 御本尊・霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 勝載山 永厳寺 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 敦賀市金ヶ崎町15 | |
2番 | 誓法山 金前寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 敦賀市金ケ崎町1 | 袴掛観音 |
3番 | 金照山 龍渓院 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 三方郡美浜町丹生47 | タコ薬師 |
4番 | 放光山 阿弥陀寺 | 釈迦牟尼如来・聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 三方郡美浜町丹生50 | |
5番 | 放光山 瑞林寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 三方郡美浜町早瀬20 | |
6番 | 恵日山 宝泉院 | 薬師如来・如意輪観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 三方上中郡若狭町気山130 | 北陸白寿33観音、北陸33観音 |
7番 | 普品山 慈眼寺 | 聖観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 三方上中郡若狭町田井93 | |
8番 | 慈眼山 弘誓寺 | 如意輪観世音菩薩 | 曹洞宗 | 三方上中郡若狭町黒田7 | |
9番 | 宝篋山 天徳寺 | 馬頭観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 三方上中郡若狭町天徳寺38 | 四国八十八ヶ所石仏霊場 |
10番 | 松尾山 大蔵寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 三方上中郡若狭町海士坂10 | |
11番 | 大龍山 永源寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 小浜市田烏37 | |
12番 | 羊水山 蓮性寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗南禅寺派 | 小浜市阿納11 | |
13番 | 宝祥山 松福寺 | 釈迦牟尼如来・聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 小浜市松原1 | |
14番 | 潮音山 円通寺 | 釈迦牟尼如来・聖観世音菩薩 | 臨済宗南禅寺派 | 小浜市北塩屋6 | |
15番 | 望雲山 松源寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗南禅寺派 | 小浜市北塩屋14 | |
16番 | 霊応山 神宮寺 | 薬師如来・十一面千手千眼観世音菩薩 | 天台宗 | 小浜市神宮寺30 | |
17番 | 龍雲山 神通寺 | 釈迦如来・如意輪観世音菩薩 | 曹洞宗 | 小浜市遠敷56 | |
18番 | 石焽山 多田寺 | 薬師如来・十一面千眼観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 小浜市多田27 | 北陸白寿33観音、北陸33観音 |
19番 | 岩屋山 妙楽寺 | 二十四面千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 小浜市野代28 |
本堂は若狭最古の建造物 北陸33観音 |
20番 | 地久山 円照寺 | 大日如来・十一面千手観世音菩薩 | 臨済宗南禅寺派 | 小浜市尾崎22 | |
21番 | 青井山 高成寺 | 十一面千手観世音菩薩 | 臨済宗南禅寺派 | 小浜市青井 | |
22番 | 上野山 正法寺 | 如意輪観世音菩薩 | 真言宗泉涌寺派 | 小浜市小浜大原37 | 上之山観音 |
23番 | 萬松山 栖雲寺 | 釈迦如来・聖観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 小浜市小浜大原2 | |
24番 | 深山 飯盛寺 | 薬師如来・千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 小浜市飯盛145-1 | 2018年4月から札所に |
25番 | 慧照山 大智寺 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 小浜市須縄21 | |
26番 | 禅定山 檀渓寺 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 大飯郡おおい町名田庄納田終83 | |
27番 | 梵音山 海元寺 | 十一面観世音菩薩 | 曹洞宗 | 大飯郡おおい町父子29 | |
28番 | 普済山 潮音院 | 地蔵菩薩・聖観世音菩薩 | 臨済宗相国寺派 | 大飯郡おおい町本郷85 | |
29番 | 渓長山 宝楽寺 | 不動明王・聖観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 大飯郡おおい町大島94 | 無住、第30番馬居寺の管理 |
30番 | 本光山 馬居寺 | 馬頭観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 大飯郡高浜町馬居寺3 | 北陸33観音 |
31番 | 瑞応山 大成寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗建仁寺派 | 大飯郡高浜町日置31 | |
32番 | 普門山 正楽寺 | 聖観世音菩薩 | 真言宗単立 | 大飯郡高浜町日引6 | |
33番 | 青葉山 中山寺 | 馬頭観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 大飯郡高浜町中山27 | 北陸白寿33観音、北陸33観音 |
特別 | 大悲山 石観世音 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 三方上中郡若狭町三方22 | 片手観音、三方石観世音 |
旧24番 | 神谷山 雲外寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗南禅寺派 | 小浜市谷田部40‐18 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 我が罪を 包み収める観世音 天筒の嶺に 月ぞ照り映ゆ |
2番 | 極楽へ 罪ある人は 金前寺 朝な夕なに 懺悔帰依仏 |
3番 | 諸人の 心を照らす 観世音 夏の海にも 冬の山にも |
4番 | ありがたや 丹生奥浦の 観世音 普く照らす 慈悲の御光 |
5番 | 頼もしや 深き御法の林寺 導き給え 華那の台に |
6番 | 皆も聞け 水晶山の 風の音に 観音妙智の 法の声をば |
7番 | 草も木も 仏となれる 仏木寺 なお頼もしき 鬼畜人天 |
8番 | むねの雲 黒路田に 晴るる寺の 庭古蓮も 弘誓のちか |
9番 | 貧しさの 苦しみ注ぐ 天徳寺 宮の清水の 長き流れを |
10番 | 海土坂へ 登りて拝む 観世音 二世安楽と たにもめぐらむ |
11番 | 汲みてこそ 思ひ知らるる 永き世に 流れて清き 法の源 |
12番 | 元よりも 阿納と名付く 仏堂の 夕立しのがす 観世音 |
13番 | 小松原 松福寺の 風の音 棟の西津は 極楽の里 |
14番 | 潮の音 山に響いて 御仏の 法の円に 通う寺かな |
15番 | ただ参る 心のうちの 清かれと 仏の願い 松原の寺 |
16番 | 御仏の 尊き誓い 末までも 頼めと残す 神の宮寺 |
17番 | 参るより 心の鬼が 消え果てて 仏の姿 なるぞ嬉しき |
18番 | ただ頼め 大慈大悲の 観世音 不思議の恵み たのもしきかな |
19番 | 妙なるや 法の楽しみ 春の花 秋はこの身を 熟るぞ尊き |
20番 | 観世音 唱えることの ありがたき かけて頼めや この世後の世 |
21番 | 音高く 成る入り合いの 鐘の声 諸行無常と 響くなりけり |
22番 | 世を救ふ 誓ひは深き 海よりぞ 出でて上野の 山にまします |
23番 | 栖む龍も 雲起こすなり 法を説く しらべにかよう 峯の松風 |
24番 | ありがたや 家宅の角を 出で染めて 衆人礼する 嬉しきの宮 |
25番 | 大智慧と 慈悲の誓いの 御仏は 良きも悪しきも 漏らし給はず |
26番 | 慈悲深き 禅定山の 観世音 導き給へ 花の台に |
27番 | 父も子も 母もろともに 浮かぶらん 波音高き 海の元寺 |
28番 | 登り来て 館の御寺に 啼く幽鳥の 声は普済の 山に消え行く |
29番 | 二つなき 三ゆなき法の 大島や 無価の宝を 楽しみの寺 |
30番 | 君が馬 居りし昔の 名をとめて 御法の声も 勇むこの寺 |
31番 | 日引なる 古里と遠く 聞こえこし やさかを偲ぶ 今日ぞ尊し |
32番 | 松風や 浪の響きも 正楽寺 声澄み渡る 四方の浦山 |
33番 | 御仏の 浮木は蓮の 台にて 駒に御法の 中山の寺 |
特別 | 身の仇も ほどけて法の 三方山 たが手でえりし 石の御姿 |
旧24番 | 手に蓮 慈悲の眼ざし 尊としや 神谷山に 参る喜び |