札所数 | 34(番号付き札所:33 客番・番外札所:1) |
別称 | |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | 播磨西国霊場会事務局[4番札所:随願寺] |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 江戸時代の寛文年間(1661~1669年)とされている 南室大和尚、昭和49(1974)年に再興 |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・開創者とされる南室大和尚とは、客番札所になっている常光寺中興の僧として知られる。 ・常光寺は、南室大和尚の入寂の地でもある。 ・全行程は、およそ385,5キロメートルになる。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2015年07月17日 更新:2020年06月30日 |
札番 | 山・院・寺号 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 書写山 円教寺 | 如意輪観世音菩薩 | 天台宗 | 姫路市書写 | 西国33観音、神仏霊場、播州21薬師、播磨天台6山 |
2番 | 冨田山 性海寺 | 十一面千手観世音菩薩 | 天台宗 | 姫路市夢前町宮置 | 夢前七福神 |
3番 | 八徳山 八葉寺 | 十一面観世音菩薩 | 天台宗 | 姫路市香寺町相坂 | 播磨天台6山 |
4番 | 増位山 随願寺 | 聖観世音菩薩 | 天台宗 | 姫路市白国3丁目 | 播磨天台6山、播州21薬師 |
5番 | 巨福山 光正寺 | 十一面千手観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 姫路市野里慶雲寺前町 | 慶雲寺の管理(境外観音堂) |
6番 | 松原山 八正寺 | 聖観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 姫路市白浜町松原社甲 | |
7番 | 朝日山 大日寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 姫路市勝原区朝日谷 | |
8番 | 稲富山 円融寺 | 十一面観世音菩薩 | 真言宗御室派 | たつの市御津町岩見 | |
9番 | 宝生山 長楽寺 | 聖観世音菩薩 | 天台宗 | 赤穂市砂子 | 播州21薬師 |
10番 | 済露山 高蔵寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗御室派 | 佐用郡佐用町下本郷 | 播磨美作七福神 |
11番 | 船越山 南光坊 瑠璃寺 | 千手千眼観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 佐用郡佐用町船越 | 新西国33霊場 |
12番 | 七種山 金剛城寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 神崎郡福崎町田口 | 新西国33霊場 |
13番 | 雪彦山 満願寺 | 十一面観世音菩薩 | 天台宗 | 姫路市夢前町新庄 | |
14番 | 龍上山 延応寺 | 千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 朝来市生野口銀谷 | |
15番 | 金楽山 法楽寺 | 十一面千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 神崎郡神河町中村 | 播州犬寺 |
16番 | 泉生山 酒見寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 加西市北条町北条 | 新西国33霊場 |
17番 | 蓬莱山 普光寺 | 千手観世音菩薩 | 天台宗 | 加西市河内町 | 播磨天台6山 |
18番 | 五峰山 光明寺 | 十一面千手千眼観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 加東市光明寺 | 播磨高野、新西国33霊場 |
19番 | 和多山 西仙寺 | 十一面千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 西脇市西田町 | |
20番 | 柏谷山 西林寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 西脇市坂本 | あじさい寺 |
21番 | 御嶽山 清水寺 | 十一面観世音菩薩 | 天台宗 | 加東市平木 | 西国33観音、神仏霊場、播州21薬師 |
22番 | 白鹿山 掎鹿寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 加東市東条町椅鹿谷 | |
23番 | 鉾礼山 正法寺 | 千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 三木市別所町正法寺 | |
24番 | 野寺山 高薗寺 | 十一面千手千眼観世音菩薩 | 真言宗大覚寺派 | 加古郡稲美町野寺 | |
25番 | 高和山 性海寺 | 如意輪観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 神戸市西区押部谷町高和 | |
26番 | 近江山 近江寺 | 十一面千手観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 神戸市西区押部谷町近江 | 明石西国33観音 |
27番 | 補陀山 観音寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 明石市二見町東二見 | |
28番 | 生竹山 観音寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 加古川市尾上町池田 | |
29番 | 道林山 横蔵寺 | 十一面千手千眼観世音菩薩 | 曹洞宗 | 加古川市平岡町新在家 | |
30番 | 興禅山 円通寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 高砂市曽根町 | |
31番 | 大梅山 清勝寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 姫路市大塩町 | |
32番 | 牛堂山 国分寺 | 十一面観世音菩薩 | 高野山真言宗 | 姫路市御国野町国分寺 | |
33番 | 法華山 一乗寺 | 聖観世音菩薩 | 天台宗 | 加西市坂本町 | 西国33観音、神仏霊場、播磨天台6山 |
客番 | 天徳山 常光寺 | 十一面観世音菩薩 | 臨済宗妙心寺派 | 加古川市神野町神野 | 南室大和尚入寂の地 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 何事も 心に叶う 山なれば これも仏の 円教寺かな |
2番 | 冨田山 この松陰の 涼しさは 麓に通う 川風の音 |
3番 | 潔き 花の蓮の 八葉寺 濁らぬ水の 流れ続きて |
4番 | ただ頼め 仏の誓い 増位山 参る心の 頼もしき身を |
5番 | 鐘響く 千里の人も 光正寺 願う心や 仏なるらん |
6番 | 陰清き 波間の月に 悟りぬる 松原山に 住める法の師 |
7番 | ありがたや 頼む仏の 恵みには 作りし罪の 朝日山かな |
8番 | 人を皆 助け給わん 円融寺 稲富山の 石さえ尊き |
9番 | 法の庭 なにおう梅の 匂いこそ 長く楽しむ 寺いなりけり |
10番 | よもにみし 木々の梢も 高蔵の 寺の夕べの 鐘響く山 |
11番 | 焦がれ来て 船越し山を 今朝見れば これぞ真の 瑠璃路なりけり |
12番 | 七種山 峰より落つる 滝浪の 下に誰かは 作る 門寺 |
13番 | 四方山の 雪を眺めの 鎮護寺に 上りて響く 谷の水音 |
14番 | 立つ上る 山の御寺に 来てみれば 茂りに続く 松の群立ち |
15番 | 巡り来て 幾世の種を 結びつつ 法の楽しみ 絶えぬ犬寺 |
16番 | 松並ぶ 泉生山を 分け入れば 末まだ遠く 辿る酒見寺 |
17番 | 万法を 集めおきぬる 普光寺の 蓬莱山に 会うぞ嬉しき |
18番 | 輝くや 五峰の山の 光明寺 軒の甍に 映る日の陰 |
19番 | しずのおが 和多山柴を 刈り取りて これも仏へ 西仙寺かな |
20番 | 山川に 心を澄ます 西林寺 後の世かけて 頼むかや谷 |
21番 | 御嶽山 岩間々々の 谷川を 結ぶ心も 清き水かな |
22番 | 紅葉せし 白鹿山の 雲晴れて それと露わに 見ゆる掎鹿寺 |
23番 | しょちょうまで 仏の前へ 鉾礼山 これぞ正しき 法の寺かな |
24番 | いつもただ 吹く松風の 高薗寺 高雄の山や 時雨降るらん |
25番 | 船つなぐ 磯辺に近き 性海寺 高和の山に 波や来ゆらん |
26番 | 近江山 上より見れば 浦波の 寄せてや帰る 近き江の寺 |
27番 | 補陀山や 海辺に見ゆる 観音寺 渡すお船も 法の道かな |
28番 | 幾千代を かけて植えにし 池田山 袂に掛かる 笹の葉の露 |
29番 | 横蔵寺 雪の松原 見渡せば 鶴の林の 心地こそすれ |
30番 | 名も高き 松のこの間を 眺むれば 月も涼しき 円通寺かな |
31番 | 春風に 大梅山の 花咲きて 翁の音を聞く 清勝寺かな |
32番 | 広き野の 花の車を 引き連れて 牛堂山に 参りことすれ |
33番 | 参れただ ここぞ御法の 花の山 仏になると 一乗寺かな |
客番 | ありがたや 天徳山の 頂に 松の間にまに 見ゆる観音 |