札所数 | 33(番号付き札所:33 客番・番外札所:0) |
別称 | |
関連霊場 | |
公式情報・事務局 | |
御開帳情報 | |
開創年・開創者 | 元禄年間(1688~1704年)に伊達綱村によって開創、昭和11(1936)年に再興 |
縁起・由緒・開創経緯 | |
備考 |
・仙台藩の第4代藩主で、伊達家の第20代当主である伊達綱村が札所を選定したとされる。 ・各寺院に立つ霊場を示す石柱は、昭和11年に篤志家が立てたもの。 ・自動車なら、1日で巡拝結願が可能とされる。 ・廃寺、無人、地域管理など、霊場としての体裁は充分に整っていない。 ・平成27(2015)年に、2番札所だった観瀧庵の管理者が亡くなったため、札所の異動があった。 ・御朱印(納経印)は、現地納経、他寺管理、個人管理と様々。 ・ボランティアによって、現在霊場が運営されている。 |
情報掲載日・更新日 | 公開:2014年05月13日 更新:2018年05月01日 |
札番 | 山・院・寺号 | 霊場御本尊 | 宗派 | 住所 | 備考 |
1番 | 法楽院 観音堂 | 聖観世音菩薩 | 天台宗?修験? | 仙台市青葉区川内亀岡町2丁目 | 廃寺、お堂のみ |
2番 | 宝嶺山 源樹院 充国寺 | 千手観世音菩薩 | 浄土宗 | 仙台市青葉区新坂町 | |
3番 | 慈雲山 資福寺 | 聖観世音菩薩 | 臨済宗建長寺派 | 仙台市青葉区北山1丁目 | |
4番 | 通宝山 永昌寺 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市青葉区新坂町 | |
5番 | 大鶴山 昌繁寺 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 仙台市青葉区新坂町 | |
6番 | 功徳山 成就院 荘厳寺 | 十一面観世音菩薩 | 浄土宗 | 仙台市青葉区新坂町 | |
7番 | 増上山 大願寺 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 仙台市青葉区新坂町 | |
8番 | 宝光院 観音堂 | 聖観世音菩薩 | 真言宗 | 仙台市青葉区本町1丁目 | 第9番が管理 |
9番 | 成就山 満願寺 | 聖観世音菩薩 | 天台宗 | 仙台市青葉区本町1丁目 | 朝観音と夕薬師 |
10番 | 一龍山 善入院 | 千手観世音菩薩 | 天台宗 | 仙台市宮城野区原町1丁目 | |
11番 | 眺海山 仙岳院 | 十一面観世音菩薩 | 天台宗 | 仙台市青葉区東照宮1丁目 | 小萩観音 |
12番 | 喜光山 慈恩寺 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 仙台市宮城野区榴岡5丁目 | |
13番 | 松風山 金勝寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市宮城野区榴岡5丁目 | |
14番 | 森城山 大林寺 | 千手観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市若林区新寺4丁目 | |
15番 | 五却山 悟慎寺 愚鈍院 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 仙台市若林区新寺3丁目 | 桜塚観音 |
16番 | 十却山 大乗院 成覚寺 | 聖観世音菩薩 | 浄土宗 | 仙台市若林区新寺3丁目 | |
17番 | 法王山 正覚院 阿弥陀寺 | 聖観世音菩薩 | 時宗 | 仙台市若林区新寺3丁目 | 影沼観音 |
18番 | 喜雲山 光寿院 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市若林区新寺3丁目 | |
19番 | 天苗山 皎林寺 | 千手観観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市若林区荒町 | |
20番 | 満谷山 円福寺 | 正観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市若林区石名坂 | 悪玉観音 |
21番 | 金秀山 瑞雲寺 | 如意輪観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市若林区連坊2丁目 | |
22番 | 福現山 保寿寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市若林区連坊小路 | |
23番 | 五峰山 松音寺 | 如意輪観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市若林区新寺4丁目 | |
24番 | 護国山 国分尼寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市若林区白萩町 | |
25番 | 護国山 医王院 国分寺 | 准胝観世音菩薩 | 真言宗智山派 | 仙台市若林区木ノ下2丁目 | 陸奥国分寺 |
26番 | 本木山 両全院 | 聖観世音菩薩 | 天台宗 | 仙台市若林区日辺字田中 | 廃寺、八坂神社の境内、徳照寺の管理 |
27番 | 千手山 満蔵寺 | 千手観世音菩薩 | 真言宗豊山派 | 仙台市若林区上飯田3丁目 | |
28番 | 観音山 地蔵院 円乗寺 | 聖観世音菩薩 | 天台宗 | 仙台市若林区今泉2丁目 | 廃寺、お堂のみ、八坂神社の境内 |
29番 | 今泉山 祐善寺 | 十一面観世音菩薩 | 浄土真宗本願寺派 | 仙台市若林区今泉2丁目 | |
30番 | 高福院 観音堂 | 聖観世音菩薩 | 天台宗 | 仙台市若林区今泉2丁目 | 飛観音、廃寺、お堂のみ、個人宅の庭 |
31番 | 無畏山 大善寺 | 十一面観世音菩薩 | 天台宗 | 仙台市太白区字落合 | 落合観音堂 |
32番 | 柄堀山 常蔵院 | 聖観世音菩薩 | 天台宗 | 仙台市太白区長町1丁目 | 十八夜観音堂、廃寺、お堂のみ |
33番 | 経部山 大蔵寺 | 聖観世音菩薩 | 曹洞宗 | 仙台市太白区向山1丁目 | 鹿落観音堂 |
旧2番 | 観瀧庵 観音堂 | 千手観世音菩薩 | 真言宗 | 仙台市青葉区八幡5丁目 | 廃寺、お堂のみ、大崎八幡神社の別当寺 |
札番 | 御詠歌 |
1番 | 補陀洛や 写して祈る 亀が丘 萬代かけて 絶えぬ誓いを |
旧2番 | 来る人は 深き恵みに 大崎や 数ある御手の 糸に引かれて |
3番 | 想うこと 祈る心に 定まりて 恵む仏の 光身に沿ふ |
4番 | たのもしや 宝の山に 通い来て いかで虚しく 帰りやはせん |
5番 | 千代よはふ 鶴の林の かよひあり 幾世盛りに 繁る山もと |
6番 | 行く末を 尚も楽しめ いさおしを 積みて飾りし 花の台に |
7番 | 立て置きし 弥陀の誓いの 大いなる 願いのうちに たれかもるべき |
8番 | 友人は 同じ心に まちゐつつ 祈りてや行く 今と後の世 |
9番 | 諸々の 願いも満つる この寺や 真の心 深く祈らば |
10番 | 寿を 述ぶる誓ひや 祈りつつ 末の野原の 町とふくとも |
11番 | あとたれし 神も涼しめ 法の花 咲くつつじが 岡のみむろに |
12番 | 立迷う 夜道に猶や 喜ばん 日よりさし出る 月に向かへば |
13番 | 浮き雲の かかれは峰の 松風に 吹き祓はせて 出る月かげ |
14番 | あふげなほ 立てし誓の 大いなる 玉の林に 写る光を |
15番 | 愚かなる 身を想ふとて けしのます 五つはかりし ほどぞ久しき |
16番 | 覚り成る 心は昔の 十の月 満ち来る月の 明け方の空 |
17番 | 尽きせじな 幾世ふるとも 阿弥陀仏 離れじとのみ 立てし誓は |
18番 | 紫に 雲に差しそふ 光こそ 楽しき影や 山のはの月 |
19番 | 立て置きし 誓のほども あらはれて いつしかここに 飛び到りぬる |
20番 | ひと筋に 祈るしるしの 石名坂 上る心を 守らざらめや |
21番 | 祈りぬる 心にかなふ しるべとて しるしの雲は 空にたなびく |
22番 | 寿を 保つのみかな 幸いも 祈るみぎりに あらわれやせん |
23番 | へだてじな 遍く照らす 山の端に 出る朝日の 恵む行方は |
24番 | よろづ代も 動かじとのみ 守りゆく 国に名高き 山の尼寺 |
25番 | 潔世や 起きて正しく 善し悪しを 分け行く国の 道芝の露 |
26番 | 見ても知れ 積もりし罪は 朝日影 照らす日陰の 雪の消ゆるを |
27番 | 豊かにて 人も飯田の 数々の 仏の宝 蔵に満つれば |
28番 | 澄み渡る 心の月の 窓下にて 浄き光は 我にこそあれ |
29番 | 詣で来る 人につけても 館の名の ありし昔ぞ 思いやらるる |
30番 | 古も さぞなありけん 今泉 湧きて流るる 末が末まで |
31番 | 汲みて知れ 心の水も 落合の 波間を分けて 深き恵みは |
32番 | 心にも かかるくまなき 夕日影 高嶺の岸に 光差しそふ |
33番 | 三十三みつ かくれば今も 後の世も やすく越路の 末ぞ楽しき |